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5年内の債務超過解消と債務償還年数15年以内を目指せ

まずは現状を把握してスタート地点に立ちましたが、スタートするということはゴールも必要です。そのゴールとは具体的には次のようになります。

  • 5年後の債務超過解消
  • 債務償還年数15年以内

 

上記目的は、破綻懸念先から要注意先へ格上げしたりすることで、新規融資を受けることにあります。債務超過というのは、自己資本がマイナスになっている状態です。つまり会社を売却するとゼロではなくて負債が残ってしまっています。この債務超過というのは金融機関にとっての最低のハードルと言えます。債務超過=貸せない。それくらいの判断基準だと思ってください。あと表面的には資本超過であっても、資産項目を時価で再評価したときに債務超過に陥る場合もあります。素人からすると、財務諸表を見て資本超過でしょう!と思っても実際にそうでない場合があることは知っておいて損はないでしょう。

 

そのため、まずは債務超過解消をしないと話になりません。また、債務償還年数もまた返済能力を図るうえでの指標として重要なハードルです。当然長ければ返済能力に疑問符が付き、新規融資をしてもらえません。

 

さて、具体的にはどんなことをやって上記ハードルを改善していったらよいかということですが、次の表のようになります。

 

売上高改善 (1)  新規取引先の開拓

(2)  新製品の開発・事業化

(3)  既存取引先への販売量拡大

(4)  差別化

(5)  製品単価の引き上げ(付加価値を付ける)

(6)  開発・販売人材の育成

原価削減 (1)  仕入れ費用圧縮

(2)  外注費の削減

(3)  製品ロス率の改善

(4)  生産性向上のための設備投資

(5)  労務費の削減

経費削減 (1)  役員報酬等の引き下げ

(2)  賃料の引き下げ

(3)  惰性的付き合いの一掃(顧問・業者)

(4)  事務系従業員の人件費削減

(5)  買い取りとリース比較

(6)  福利厚生費等の引き下げ

(7)  広告宣伝費の費用対効果検証

財務改善 (1)  保有資産のスリム化

(2)  遊休資産の稼働

(3)  経営者の私財提供

 

できることはすべてやっていると思わせることが重要です。

 

 

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