BLOG

補足資料の作り方①

金融機関の担当者も、金融についての知識はあっても、あなたの業界やあなたの業種、そもそもあなたの事業についての理解に乏しいこともあります。どういう収益構造で成り立っているかも含め、あなたの復習のつもりで補足資料を作成した方が親切です。そんなの知らないのかよ、と思わないようにしましょう。金融機関の担当者はあなたの会社に付きっ切りではありません。多くの会社を担当しています。

 

こちらでは計画を承認してもらう可能性を少しでも高めるために社長の熱意も加えましょう。自社PRにより金融機関の理解度を高めることで金融支援につながった例は少なくありません。プレゼン資料を充実させると、経営改善の本気度が伝わってくるものです。決して力を抜いてはいけません。どのような項目を入れ込んでいったらいいか、次に見ていきましょう。

 

  • 製品やサービス、業界の動向

最初に、自社製品やサービスについて、担当者に理解していただきましょう。製造業であれば、最終製品がどこに使われているか、用途や市場動向等も説明します。サービス業であれば、同業他社との違いや差別化、業界全体のマーケット動向などアピールすべき点は数多くあります。金融機関の担当者は各業界に対する幅広いですが薄い知識しか持ち合わせない場合が多いものです。それゆえ、専門家でなくてもわかるような資料を心がけましょう。後で資料を読み直したときに、専門用語を多用していると、理解の促進を妨げます。金融機関の担当者は普通の会社の方よりも間違いなく頭はいいのですが、そうであっても時間が限られている場合が多いので、彼らの負担を少しでも軽減してあげましょう。

資料は常に読み手の立場に立って考えることが必要です。そのため、自社の業界動向や事情環境等についても、詳細な情報を提供した方が相手の印象が良くなります。

そして、積極的に写真を活用しましょう。専門的な製品でも完成品の写真があるだけで「わかったつもりに」なるものです。目に訴えかけるものがあると担当者の理解力は飛躍的に拡大します。今まで、金融機関の担当者が工場を訪れていないようでしたら、この際ですから、ぜひとも訪問してもらいましょう。

 

  • ビジネスモデル俯瞰図

案外、金融機関の担当者は御社がどのようなビジネスモデルかを理解していない場合があります。いわゆる御社がどのようにして製品・サービスの付加価値を高め事業が成り立っているかを説明するのが、ビジネスモデル俯瞰図です。御社を取り巻く関係者、いわゆる販売先や仕入先、外注先がどのように関与して業務が回っているのか、取扱製品やサービスごとに一望できるようにしましょう。

 

  • 業務フロー

どのように付加価値を付けているのかを説明するのが、業務フロー図です。御社の主力製品やサービスがどのような工程を経て作られているのか、素人でもわかるように図解しましょう。そして競合他社と比較して自社の強みが何かを示すとよいでしょう。

関連記事一覧