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バラ色計画はまずは作らにゃ話にならん

経営改善計画は、「合理的であり、その実現可能性が高い」ものでなければなりません。なので当然、バラ色の経営計画では金融機関を納得させることはできません。しかしながら、そもそも経営改善計画を立てても改善できなければ、土俵にも上がれないので、まずはバラ色だろうと何だろうと、改善できるとしたらどれくらい売り上げをあげなければならないのかという視点から組み立てないと話になりません。その結果、バラ色に見えたらそれはそれで仕方がないでしょう。次の問題は、それをいかに「合理的であり、その実現可能性が高い」ものとするかです。それは現状では無理な売り上げでも、無理でないようにエビデンスを揃えていく作業になると思います。

 

もっとも目標達成ありきでバラ色の計画を立ててしまって、それがあなたのプレゼン能力が高いためか、金融機関から受け入れられてしまった場合には、そのバラ色の計画を実現しなければなりません。多少無茶なくらいでちょうどいいのです。自分の尻を大いに叩きましょう。そしてなぜその計画が達成可能かの証拠を金融機関に提出しましょう。但し、計画を足したら何が何でも達成する意欲を見せ、実行してください。初年度から目標値と実績値の間に乖離が生じれば、今後の計画も難しいと判断され、格下げや金融支援を打ち切られる可能性が生じます。

 

経営改善計画においては、最低でもPL計画、CF計画、BS計画、借入金返済計画、そして資金繰り表を5年分作成しましょう。それぞれ簡潔にポイントを見ていくと次の通りです。

 

  • PL計画

企業の事業年度ごとの損益を予想するものです。自社の実態を分析して、施策の効果がいつ頃、どのくらい数字に反映されるかを検討しましょう。

 

  • CF計画

営業キャッシュフローが重要になります。売却を行えるほどの資産がある場合には、投資キャッシュフローにもプラスの効果があるでしょう。

 

  • BS計画

PL計画と大いに密接に関連があります。財務リストラをしたり、利益を借入金の返済に充てれば、BS計画の資産や負債が増減します。

 

  • 借入金返済計画

なんやかんやいいつつ、一番金融機関が気になるのは借入金がきちんと返済できるかです。もちろん他の表とリンクしたものでなければ何の意味もありません。他の表ときちんと整合性を取りましょう。

 

  • 資金繰り表

資金繰り表もすべての表ときちんと整合性を取ってください。またPLで利益が出ていても資金がショートしてしまっては、計画の実現性が問われます。

 

 

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