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コンセプトとは何かを作る本人が理解しましょう。それは「ぱっ」

コンセプトがない、パッとしない原因の一つとしては、そもそも「コンセプト」というものが何だかよくわからないからだと思います。そこでまず「コンセプト」の定義を明確にしましょう。

「個性的で目新しいモノやことについて、それが要するに何で、誰にお得なのか、パッとわかるフレーズ」のことです。

パッとわかるものでなくてはなりません。「エレベータートーク」という言葉を聞いたことはありますか?

「エレベータートーク」とは、同じエレベーターに乗り合わせた際に話せる程度の、短い時間の中で、自分の言いたいことを相手にわかりやすく簡単に伝えることのできるトークスキルのことです。起業家が集まるアメリカ・シリコンバレー発祥のビジネス文化です。

そこには結論やメリットが強調され、凝縮されています。このスキルは、起業家が、投資家やベンチャーキャピタルの勤務するオフィスのエレベーターの前で「待ち伏せ」し、偶然を装って彼らと同じエレベーターに乗り合わせ、目的階につくまでの短時間にプレゼンテーションを行い、自らの事業内容の魅力を説得することに成功し、資金調達にこぎつけたというサクセスストーリーに由来しています。

エレベータートークとして想定される時間は数十秒から長くても1分。トークであればこの時間で良いのですが、パッとわかるフレーズであれば、数十秒でわかってもらえなければなりません。ここでは、関心を持ってもらえば十分だと思います。続きは営業資料を送るとか、店に来てもらうとかすればよいのです。次にチャンスをつなげばよいと考えましょう。

「相手のメリットを明確にする」ことがエレベータートークに必要なことです。コンセプトがお客さまにとって、どのような結果や成果が得られるのか、メリットを端的に説明し、強調することなのです。

数十秒と言う時間もすごく重要です。なぜならば、情報の受手は数十秒以内で意味が分からないと集中力が落ちるのです。そのため、このメッセージが誰に対して伝えているのか、情報の受け手はこれは自分のためなのか、自分には関係のないことなのか、「目新しく」「自分の望みをかなえてくれそう」⇒「もっと知りたい」、とこのように、集中力を使ってもこれが何だか知りたいと思わせれば勝ちです。

企画書のタイトルやキャッチフレーズが目を引けば、表紙を開いて読んでみる気にもなりますし、店のウェブサイトでも、「おおっ」と思えるものであれば、もっと詳しく見てみようとクリックしたくなるのではないでしょうか。

つまり、コンセプトとは、直感的にその全体像を理解させ、お客さまにメリットがあると思わせ、中身への興味を喚起するものでなければならないのです。

コンセプトとは、エレベータートークは数十秒以内。ネット広告等では数秒以内で簡潔に。とにかく「ぱっ」です!
コンセプト=ぱっ。

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