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コンセプトができない最大の理由とは?

コンセプトができない、あるいはない最大の原因は、中々その言葉が思いつかないからです。自分の頭にある「ウリ」と言葉がしっくりこない、お客さまの心を動かす言葉が出てこない、ベネフィットもどんな言葉ならば当たるのかよくわからない。そうこうしているうちに、このようなクリエイティブな作業は、結果に直結する実感が伴わないために不安になり、いつしか単なる技巧に走りだします。

つまりコンセプトはない、あるいはえいやーで作ったものをとりあえず掲載して、チラシを無駄にばらまいたり、広告掲載サイトに高い広告費を払って上位表示させてもらう。でもコンセプトがないために、とりあえず客(クーポンホッパー)しか来ないので、まったくリピーターにならない、まさに悪循環です。

スポーツをやるうえで大切なのは、実戦で鍛える前に、まずは体力トレーニングから。体力トレーニングで基礎体力をつけることで、効果的なトレーニングができ、さらに試合でもバテない体になります。スポーツ選手は体が資本。必要なことだけをこなそうとすれば、野球選手に必要なことは、バットに当てる力と飛距離。そこで軽く素振りをしたり、投げたり、キャッチングしたりして、実戦で鍛えればいいからと試合に臨む。その結果、体を壊して終了が落ちです。

店をやる人は上のスポーツ選手と同じことをやっている人が多いのです。店を出せば、お客は自然とくる。広告掲載サイトに広告を出せば集客もできると安易に考える人が。これらは無駄で本当に非効率な行動です。

コンセプト決めは基礎体力トレーニングのようなものです。目に見える結果はわかりづらいかもしれません。でも目に見えなくても、必ず結果につながってきます。ですから、目先の構造を優先して、コンセプトを考えることをやめてしまうのではなくて、まずは考えましょう。コンセプトはいわゆる背骨です。あるいは鉄骨。建物も鉄骨がなければ高い建物を建てることはできませんよね。低層のプレハブ小屋ならいざ知らず。

コンセプトのない企画書は、アイデアだらけで脈絡のない企画書。資格をたくさん取っておりなんでもできますとウェブサイトでうたっている個人起業家。多角化といえばかっこいいけどなんでも手を出しただけの事業拡大。これらはコンセプトという骨がないことで生じます。

コンセプトは思い付きを待つのではなく、まずは探してみようと思うことから始めましょう。世の中にはいろいろと成功した人がたくさんいます。その人たちがどのような言葉を使っているかを参考にしてみるのも手です。もちろん同じ言葉を使ってはいけません。あなたのビジネスに合う「コンセプトワード」を探し当てるのです。一つから決めなくてもいいのです。一つの成功例からAというワードを、他の成功例からBというワードを切り出し、それをつなげるだけでも、新たなコンセプトワードができます。とりあえずは盗むことから始めましょう。全く同じでなければ問題はありません。あるいは分野が異なれば、きわめて類似していても単なるパロディになります。

ウリやベネフィットの表現を探しに、書店へ行ったり、アマゾンで探してみたり、ネットサーフィンを行います。そこでピンときたものをメモしておいて、集中して考えてみる。まずは探す、そして考える、この繰り返しの癖をつけましょう。

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