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コンセプトを明確にするためのステップ

コンセプトは、あなたのウリ、お客さまの悩み、そしてお客さまにとってのベネフィットが一直線でつながったときにはじめて、ビジネスはうまく回りだします。ビジネスがうまくいかないときは、これらのどれかが欠けていたり、あるいはずれている場合です。

まずは自分が何ができるのか、自分ができることがお客さまにきちんと役に立つのか、そしてその結果、お客さまにどのようなベネフィットがあるのか、繰り返すようですが、この順番を忘れないようにしてください。

コンセプトがはっきりしてくるためには、一般的に次のような段階を経ます。
(1) 混沌期
この時期は何をどうしてよいかわからない時期です。このときは自分の強み自体も理解できていないことが多いのです。あるいは強みだと自分で理解していたことが、他人に理解されていない、あるいはそれがずれているときです。
また、よくビジネスがゼロから一になるときという表現をされますが、この時期は一に達していないときです。一にならない場合は、わかりやすく言えば、あなたの目指している資格の勉強をしているのですが、受験しても受からない場合。その仕事をするにはその資格が必要なものというのはありますよね。一番人生でつらい時期といえるでしょう。
この時期はコンセプトについてもあまりよく見えていません。

(2) 確立期
ようやくゼロから一になる寸前の時期から一になる時期です。この時期になると、ある程度自分の強みがわかってきて、ビジネスになる自身も生まれ、具体的な行動を起こしたい衝動に駆られます。加えて、コンセプトも仮説レベルまでは固まってきて、ビジネスモデルが確立されてきます。初期のお客さまが現れたり、自分のビジネスにとって必要なプレーヤーとの出会いもあります。ゼロから一になった時がコンセプトが明確になった時といえます。

(3) 成長期
コンセプトが明確になったものの、しばらくはお客さまに対してきちんと伝わっていないこともあり、まだモヤモヤするも、微修正で済むようになります。いわゆる試行錯誤ですね。この時期になると集客力やサービス力の強化の段階に入ります。利益も上がり始めますが、一方で、このやり方で本当に大丈夫なのか不安に思うこともあります。しかしながら、このときに悩んだことで改善を図れば、必ず強くなれます。このサイクルを一周してくると、次のステージが見えるようになります。

コンセプトは一度作ったものを頻繁に変えてしまうと、お客さまは定着しなくなりますから、芯だけは絶対に変えないように。しかし言い回しの一部を多少変更したりしても問題はありません。マイナーチェンジはむしろしていきましょう。

幹は変えずに枝葉は変えていく。木のようにどっしりと構えましょう。コンセプトは一度種をまいたら、あとは育てるものです。

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