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長続きするコンセプトの作り方

コンセプトという言葉が独り歩きしているビジネスもよく見かけます。コンセプトに重要なのは、コンセプトそのものではなくて、実はビジネスの内容です。ビジネスの内容がコンセプトに伴っていなければなりません。書籍は購入しても数千円ですから、秀逸なキャッチコピーに騙されたとしても、そこまで筆者を恨むことはありません。もう二度とその筆者の書籍は購入しなければいいだけですから。通常のビジネスや店は違います。何度でも通ってもらえるように、コンセプトとビジネスの中身がずれていてはいけません。もっとも高額商材で一度購入したら二度と購入しないものであれば、ハッタリでも構わないかもしれません(そういうビジネスをやりたいのでしたら)。

概ねコンセプトが言葉遊びになってしまう原因とは、ビジネスの中身が出来上がっていないことです。だから中々魅力的な言葉がでてこないというわけです。コンセプトに比例させて中身を充実させるためには、ブログを書く、Q&Aをたくさん作る、お客さまに徹底的にサービスをしまくる。こうしていくことで中身が次第に充実し、他社との差別化ポイントや今まで見えていなかったお客さまのニーズに気付くこともあります。

前述しましたが、誰かに作ってもらったコンセプトも長続きしません。そのコンセプトはしょせん借りものですから。一番の原因は、本当にあなたがやりたいことがそのコンセプトに乗り移っていないことです。やはり自ら深く考えて納得したうえで、コンセプトを作っていかなければなりません。仕事でもあなたが本当の気持ちにならないものは、途中で嫌になってしまうでしょう(そのためサラリーマンは中々続かないのですが)。

改めて自分の気持ちに素直になって、「自分の本当にやりたかったことはこれだ!」という、「これだ!」を見つけて、それがコンセプトの一部になった時には、そのコンセプトを持ったビジネスは間違いなく長持ちします。腹を括れるビジネス、それが何よりも重要です。

長持ちするコンセプトは、「あなたが自分の気持ちに正直になること」、そして何よりもそれが「お客さまの望みを叶えて共感してもらえるもの」であることなのです。完全に一致することは正直難しいですから、コンセプトとは、それらの妥協点を探る作業と言って良いでしょう。

あと、よくあるのが、自分がイメージしている自分よりも他人がイメージしている自分の方が、実は輝いているかもしれないということです。自分はこれが得意で、これをずっとやりたいと思っていたのに、他人はそれが自分の得意なことだと思っていて、それをやり続けることで世間的な評価が高くなったというパターン。自分では自分の良さは気付かないもの。他人に気付かせてもらえることがよくあります。それをあなたが好きで、自分の気持ちに即しているならば、直進してもいいかもしれません。

どんなビジネスにも紆余曲折があります。いずれにしても自分の気持ちに素直になって、本当はやりたかったのに自分の気持ちに蓋をしてしまっているもの、それをもう一度思い出しましょう。中々本当の人生に出会えないまま、終わってしまう人が多い中で、ビジネスにおいても本物のコンセプトに出会えないままというものも多いかもしれません。大切なことは本物のコンセプトを負い続けることです。それは本物の自分を追い続けることでもあります。

コンセプトはまず自分自身の素直な気持ちから出てくるものなのです。

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