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コンセプトワードの具体的な探し方

コンセプトワードは考えるものではなく、まずは探すもの、と先日申し上げました。最も手っ取り早いのは、自分の書斎の本棚を見ることです。本を持っていない方はアマゾンでも眺めてみましょう。本のタイトルや帯に騙されて購入し、読んでみたらたいしたことねえじゃねえか、と思った方も多いと思います。この世は中身よりも外見なんですね。残念ながら。

自分の書斎からいくつか書籍のタイトルを人って見ましょう。

「サルでもわかるコンテンツマーケティングの本」
自分がばかにされているのに、なぜか惹かれるタイトルですね。「サルでもわかる~」。

「そのネット集客はいますぐやめなさい!」
否定的にものを言われるとなんとなく気になってしまいますよね。

「ふわとろ~「おいしい」言葉の使い方~」
「ふわ」と「とろ」とオノマトペとおいしそうなオムレツの写真。たった一言なんですが、中に書いてあることが想像できるようです。自分でもこういった「おいしい」言葉を作れるのではないかと思わせます。

「50万円でインターネットから中国3億人富裕層と商売する方法」
アリババの人が、アリババの宣伝のために書いた本です。たかが50万円だけで、中国の3億人の富裕層相手に商売ができるのではないか、と思い込ませて、お金持ちになれると思わせるには最高のタイトルです。結局はアリババへ誘導しているだけの本(?)

「びっくりするほどよく売れる「超」ぶっとび広告集」
タイトルからぶっ飛んでます。でもこういう奇抜な方が中身を開いてみたくなりますね。その実際の中身はともかくとして。

内容としては月並みでも、自分の望みを叶えてくれるかどうかもさておき、タイトルだけで本を買わせてしまえるなんて、すごいことだとは思いませんか(上記書籍は内容も優れていましたが)。これが「コンセプト」の威力なんです。本のタイトルはまさにコンセプトワードの宝庫。この本のタイトルをアレンジし、連想するだけで、ボキャブラリーがどんどん増えていきます。コンセプトワードを考えるきっかけとして、本のタイトルほど優れたものはないでしょう。

書籍や雑誌には造語等の気の利いたコピーが盛りだくさんです。そもそもタイトルは読者の心をくすぐる内容になっています。そこで上記書籍から、少し言葉を変えてみただけでも、何かが良いタイトルが出来上がります。

「チンパンジーでもわかるネット集客」
「そのブラック企業はいますぐ辞めなさい―健全な独立のススメ―」
「びっくりするほどよく売れる「超」ぶっとびSNS」
と言い換えた表現はすぐに浮かびますね。あとはあなたのサービスに合わせた連想ゲームです。

雑誌や書籍ならば何でもよいわけではなくて、あなたのサービスのターゲットと同じ顧客層のものを選んだ方がよいでしょう。言葉の言い回し一つをとっても、お客さまから「世界観が違うなあ~」と思われたら、あなたのサービスを選んでくれなくなるものです。お客さまの心をつかむならばお客さまの嗜好に合わせることがまず大切というわけです。

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