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苦難を乗り越えた経験が人生のターニングポイントになる

苦しくったって、悲しくったって、・・・ちっとも平気じゃないな、だって人間だもの。アニメの歌から、相田みつをさんみたいなまとめ方になってしまいましたが、やはり苦しいのも悲しいのもイヤですよね。

何数年前に「相田みつを」さんのドラマを見ましたが、まさに苦しいこと、悲しいことを乗り越えて、あのような偉大な作品が世に出てきたのだなと思うわけであります。最初からすんなりいっている人もいますけど、そうでない人たちの方が多いですし、最初からスーパーヒーローだとあんまり応援しがいがない、アニメでも漫画でも主人公の成長物語に共感を覚えます。たいてい人気作品には、苦難を乗り越えて、最後はハッピーエンドが多いような気がします。中には最初からかわいそうで、最後までかわいそうな名作も多いですが。

全く別の考え方ですが、遠藤周作さんという作家が「人はそれぞれ同じだけのエネルギーを持っている」という趣旨のことをおっしゃっていました。目の見えない方はその他の感覚器官(聴覚や嗅覚)が普通の人より研ぎ澄まされる、もてない奴は誰かと深い愛で結ばれる(人数はこなせないが、少ない人に深い愛情を持てる)。前者はともかく後者はどことなくきれいごとにしか思えない気がしますが、言っている意味は非常に妥当であると思います。これをビジネスに置き換えると、苦難があればあるほど、成功したときの喜びもまたとても大きなことになるという意味です。

ビジネスの結果は、お金の大小だけでは測れないと思っています。ビジネスをすることの喜びをいかに味わえるか。もちろん、ビジネスはやはりお金でしょ、という方はそういう尺度でもいいでしょう。ただ、お金を目標にしてしまうと、上限がないのでどこで割り切るかという問題は出てきます。

サラリーマンとして生きていると、日々の生活には困りませんが、喜びという意味では充実感を持てないことが多いと思うのです。その点、自営している人は日々の生活に困ることはありますが、充実感を得られるチャンスが大きい。こういったことが「人はそれぞれ同じだけのエネルギーを持っている」という意味なのではないかと思います。これは人の価値観ですから、サラリーマンはダメ、自営が凄い、その逆が正しい、ということはありません。どちらが望む人生か、ということだけで、それは自分で決めることです。

自営される方を対象としますと、最初からすんなりというよりは苦難を乗り越える際に、非常にプラスになる経験をするのではないかと感じています。火事場のクソ力といいますか、人間、ヤバい状況になるとピーンとくるというやつです。この危機を脱するために、頭がフル回転するのではないでしょうか。むしろマイナスエネルギーにたたかれたときの方が、自分の中のプラスエネルギーが、そのマイナスエネルギーを打ち消すかのように働くというイメージです。

過労死寸前になり、時間で働くのではなく、手間をかけずにお金を稼ぐ方法を思いついたとか、家族を死に追いやろうとしたサラ金相手に戦って、借金で悩んでいる経営者を救うとか、ガンから回復するために、色々とやってみたら自分なりの回復方法を見つけた等々。その人の不幸は、人生のターニングポイントとなり、幸せをつかむきっかけにもなるということです。

ただ、最近もう一つ気付いたことは、無駄な努力はやはり無駄。無駄な苦難はやはり無駄です。その苦難が自分にとって、乗り越えるべき価値があるかどうかを自分に問うてみる必要があります。苦難は何でもプラスになるというわけではありません。

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