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お客の本音からコンセプトを割り出そう

世の中の人の大半が「お金が欲しい!」と思っていると思います。だからといって、コンセプトが「(要するに)お金が簡単に手に入ります!」という薄っぺらなものではあまり心は動かされません。実はお金が欲しい裏には、人それぞれ色々な本音があるのです。稼ぎ方もあるでしょう。お金の手に入れ方には、稼ぐか、当てるか、盗むか、騙すか、それはそれなりに色々と手段があります。

 

お金は欲しいけれど、刑務所に入るようなやり方はちょっと、みっともない真似はしたくないなあ、怪しい稼ぎ方も嫌だし、嫌な奴が寄ってくるのも嫌だな、忙しくてプライベートな時間が無くなるのは嫌だ、お金が欲しいといっても、それぞれためらう理由もたくさんあります。

 

さらに単にお金が欲しいだけなのか、人がうらやむような芸能人を配偶者あるいは愛人、マスコットにしたいだけなのか、お金でブイブイ言わせて、好きなことをして、いろいろな奴を顎で使いたいだけなのか、もっと大きなこと(事業、ロケット打ち上げ)がしたいのか、お金をばらまいていい人だと思われたいのか。借金返済のために何が何でも稼がなければならなくなっちゃったのか。

 

身の回りには本当にいろいろな人がいます。繰り返しになりますけれども、お客さまの本音を知ろうとしないと、「お金がラクに稼げます!」といった薄っぺらいコンセプトしか発想が出てこなくなってしまうのです。このような総論的な表現や訴求を避けるためにも、色々な人の本音が、どこにあるのかを常に考えたりしていると、グッとくるキャッチフレーズが生まれてきます。

 

あと、その人の立ち位置によっても価値観は変わります。例えば「〇〇すれば、毎月〇〇万円の不労所得をゲット!」という触れ込みでは、まじめにコツコツと働いているサラリーマンには怪しまれるだけです。もっともサラリーマンの中でも今の自分の仕事に満足せず、もっとお金が稼ぎたいと思っている方もいらっしゃいます。そういう方はカボチャの馬車に騙されてしまったりもします。また、MBAの取得も、それなりのサラリーマンの方にはキャリアアップもあるのでウケますが、個人事業主とか、コツコツ稼ごうとする中小企業の社長さんには、実利的な話しか受け付けてもらえない傾向にあるのではないでしょうか。

 

男女の違いもあります。男性はあまり人と同じだとプライドが許さないという人もいれば、女性は人と同じでないと不安になる、といった傾向もあります。これらは男性ならば、女性ならば必ずこう、というものではなく、個人差がとても大きいのです。

 

そのため、あなたがどのようなマーケットに打って出るか、その潜在顧客はどのような社会的階層の人か、を見極め、表現のトーンを柔軟に変えていかなければなりません。

 

本当のところを言うと、お客さまは自分自身で、自分の本音がよくわかっていない人がほとんどなのです。そのため、あなたの言葉一つで、その本音に気付き、「なんだかよくわからないけれど、いいものだと感じる」ことで、自然とあなたのお客さまになっていきます。

 

それはお客さま自ら気づかず、潜在的な本音であるから生じることなのです。だからこそ、お客さまの本当のところの本音は何なのかを自分なりに考え、それを言葉に変える訓練が必要だということなのです。

 

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