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お客さまは年代で区切るのではなく、属性、ライフスタイル、価値観で分類せよ。

お客さまのターゲット像を考えるときには、一般的に性別、年代、未婚や既婚、職種、あるいは年収で区切ることが多いと思います。

例えば「独身OLアラサー向けのアパレル」というターゲットは以上のような分類に基づくものです。しかしながら、アラサー女子といっても、アクティブな人やインドアな人など、人それぞれライフスタイルや価値観が異なります。

そのため、実際はもう少しお客さまの好みを徹底的に掘り下げておいた方が、訴求力が高まる場合があります。想像力を掻き立て、深いところまで落とし込むことができれば、説得力の高いコンセプトを作ることができます。どこまでお客さまのことを知り尽くしているかにかかっています。そうするとお客さまも自分にとっての商品やサービスなのだと自分ゴト化してくれます。

個人向けのサービスの場合には、属性やライフスタイル、そして価値観だけでなく、その人の習熟度もポイントになるでしょう。例えば、飲食店向けのコンサルティングを行う場合には、これから開業する人と、開業したての人、開業して数年たち、年商数千万円上げている人では、自ずと知りたいノウハウは異なります。

開業前であれば、知りたいことは創業融資の受け方、開業したての場合、開店景気が概ね引けてきた数か月後の集客、年商数千万円上げている場合には、人材開発だったり、新業態、あるいは二店舗目の出店に伴う良質な物件だったりします。それぞれのステージによって人の悩みは大きく変わります。当然のことながら、開業数年たっていても、年商数千万円を上げるほど売り上げが上がっていない場合には、資金繰りだったり、集客の悩みも抱えていることでしょう。単純に見て、従業員が少なければ概ね売上や利益ですが、従業員が多ければどのように店長を育てていけばよいのか、もっと効率的なアルバイトやパートの採用は、となっていくでしょう。

単純に、語学でも初心者、中級者、上級者では求めるところが違います。初心者であれば簡単な日常会話で十分ですし、上級者では専門的なビジネス英語や英語でのプレゼンテーションの仕方も必要になります。この場合、あなたがどの程度の習熟度を持っているかも重要です。中級レベルしかないのに上級レベルの英語を教えることは難しいですが、初心者であれば、上級者ではなくても英語を教えることはできますよね。

初心者でも、旅行のために少し会話ができればいいのか、インバウンド対応で外国人を店に迎えたときに簡単な英会話が必要なのか、あるいは英検3級に受かればいいのかなど、さらに細かく分類ができます。

以上は語学のスキルを中心に言及しましたが、ビジネススキルにおいても、高度なものを求められるのか、一般的なもので十分なのか。習熟度が高ければ市場は小さくニッチですが、競合が少ないのと、一般的なものならば市場は大きいものの、競合相手がたくさんいてどのように差別化していくかがポイントになるでしょう。

そこでは自分の習熟度がどの程度なのか、そしてどちらが長続きしそうなのかを考え、ターゲット顧客を決めていけばよいと思います。単純にマーケットサイズだけで決めるべきではありません。

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