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強みをビジネスに変える方法について、段ボール箱で例えてみる

まずは自分の好きなことは何かを自分に問うてみることが大切ですが、その大半が、あなたが当たり前であることで、それが何でビジネスになるのか、強みになるのかわからないものです。そして次に「強み」に気付いたとしても、それをコンセプトに変えてビジネスにしていかなければ、お金儲けはできません。

あまり例のないことではありますが、宅配便が忘れていったかどうか、段ボール箱が家の前に置いてあったとします。中には何か入っていそうです。通常であれば、その段ボール箱に自分宛の荷物であることがわかれば、開けるかも知れませんが、一体何が入っているかわからないときはその段ボールを開けることはないでしょう。

開けたら時限爆弾だったり、中身は覚せい剤のような違法なものであるかもしれません。開けた途端自分が危険にさらされるものかもしれないのです。これは極端な例かもしれませんが、世の中のビジネスの大半が、あて先も何が入っているかもよくわからない段ボール箱なのです。あるいはあなた宛ての名前が書いてあるわけでもない、単に品名に「書類」とか「割れやすいモノ」くらいしか書いていないもの。心当たりがあるのではないでしょうか。

段ボール箱を開くためには、送り先が自分の知っている場合、自分宛の荷物であることが明確な場合、中身がよくわかっているか、あるいは想像がつく場合、しか開きませんよね。であれば、ビジネスもそうしないと。

送り先:ブランドのない企業の場合は企業やサービスをよく知ってもらうこと。
宛先:自分ゴト化してもらえるように、お客さまが自分宛のものだとわかるような呼びかけを
中身:得たいもしれないものではなく、きちんと商品名がわかるようにラベリング(つまりコンセプトをしっかり)をする

これらができていなければ、お客さまが段ボール箱を開けてくれることはありません。さて次の課題は、ラベルがわかりやすいモノかどうかです。コンサルティングでも「何の」コンサルティングなのか、商品やサービスの場合、受け取り手にとって「何に役立つのか」、ここで「何の」や「何に役立つ」のかが、強みが形になったものです。

一つ厄介なことは自分が無意識のうちにできてしまうことは、中々自分で理屈にはしずらいという欠点があります。車庫入れの得意な人が、車庫入れの苦手な人に上手い車庫入れの仕方を教えるのは案外難しいですよね。でも受け取り手は、「どうすればうまくできるのか」に関心があるのです。

あなたにとって当たり前のことが、他人にとって当たり前ではないことはよくあります。ある人にとっては息を吸って吐いているかの如く、自然にお客さまの気持ちを捕まえて、簡単に営業してしまえる人がいれば、そんなことが簡単にできず、今日もノルマを上げられず会社に戻りづらい営業マンも、この世には数多くいるのです。

あなたにとって当たり前のことを、理屈で説明し、誰でもできるように順番に並べ、注意点を列挙し、営業でお客が取れるまでの進め方をきちんと形にする。強みがビジネスになるのは、あなたのアドバイスで「人の何かがうまくいくこと」なのです。それに対してお金を払う価値をお客さまは見出します。何かが上手くいくかどうかわからないことにはお客さまはお金を出しません。

対象:~なお客さまが
結果:~の結果が出る
方法:~のサービス
差別化:~であるからできるのは当社だけ

常に~の部分が明確になっているかを自分に問うてみましょう。

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