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コンセプトを変えるタイミング

コンセプトを変える場面にはいくつかあります。

ビジネスがうまくいかないためにコンセプトを変えていかなければならない場合、それは元々あった、あなたが思っていた「コンセプト」は、実際本物のコンセプトではなかったということ、お客さまに理解されないコンセプトであったならば、それは元々コンセプトがなかったに等しいので変える場面とはいい難いものがあります。

ビジネスを始め、続けていると当初自分が思っていたコンセプトとは次第にずれていくこともあります。ただ、コンセプトは「目新しく」「お客さまの望みを叶えること」ですので、ずれていったとしても、ビジネスがうまくいっていれば、それほど問題視することはないでしょう。

前回述べたように、混沌期、確立期、成長期を経て、次なる成長ステージへ達するときにコンセプトを改定したくなる場面、これが一つのコンセプトの変えどきです。自分が今までのコンセプトで窮屈になるときがあります。

例えば、ヨガインストラクターをやっていて、通常は30代から50代までの女性を主に教えている場合が多いのでしょうが、このお客さまも「美」「健康」「メンタルの向上」を目的とされていますが、もっと社会的に意義のある、これからの日本社会に貢献できること、それを求めて「シニアヨガ」のインストラクターに切り替える、こういうことは次なるステージへ移行するためのコンセプト改定といえるのではないでしょうか。

日本の場合、超高齢化社会が急激に進行しています。3人のうちに1人ではなく、3人のうちに2人が高齢者なんて時代も遠くはないかもしれません。お年寄りは必然的に増えていく、そのお年寄りの寂しさを紛らわせ、特に「健康」と「メンタルの向上」「人生のさらなる充実感」に貢献できるでしょう。もっとも30代から50代までの女性よりもシニアヨガの方が体力をあまり使わないヨガでも楽しんでもらえます(インストラクターが楽をしたいのかも)。

元からシニアヨガの経験がなかったとしても、最初は通常のヨガのインストラクターとして経験を積み、その経験をもとに老人ホームなどでシニアヨガを教えることができるようになるでしょう。過去から現在のリソースを活用して、実績を出し、やれるところから段々とやりたいことにシフトしていっている感じです。

コンセプトを改定する際には、何の脈絡もなく、今までの実績を捨て去って、「自分には別の道がある」とか、「有名人〇〇さんのような生き方が憧れ」とかで、いきなりコンセプトを短絡的に変更することだけはあってはなりません。何事にも積み重ねが必要です。そしてその積み重ねに基づくコンセプトの微修正を行うことが大切なのです。改定というよりは修正だと思います。

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