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コンセプトを考える上で重要な「強み」とは、実は誰しも持っていること

「強み」とはコンセプトを考える上で重要なファクターの一つですが、あなたの、あるいはあなたの店(会社)の強みは何ですか?と質問されて、すらすら答えられる人は少ないでしょう。そもそも「強み」といっても、クライアントニーズに答えたものでなければ、独りよがりになり、商売にはなりません。あくまでも客観的にあなた自身の過去に照らし合わせたうえで、強みの素を棚卸していくのが良いことになります。そこで重要な視点は次の4つです。

(1) あなたの経歴
(2) あなたが今まで何を学んできたのか
(3) あなたはどのようなところに才能をもっていると世間に思われているのか
(4) あなたが世間から期待されていることは何なのか

実際、以上の4項目について、目に見えるように客観的に数字や実績を示すこと、そして目には見えないような、どちらかというとあなたにとって主観的なことをリストアップすることが大切です。以下、具体的に見ていきましょう。
(1) あなたの経歴
勤め人時代や独立後も含め、そもそもあなたの履歴書(職務経歴書)を書いてみましょう。一番長い職歴(営業、経理、寿司職人等)は何なのか、その職歴の中での数字の実績(営業成績で年間〇億円売り上げに貢献、クライアント数、接客数等)。

(2) あなたが今まで何を学んできたのか
高校で勉強してきたこと、大学で勉強してきたこと、ゼミ、卒論、そういうことでもいいのですが、アルバイト先で意識してやっていたこと、仕事の先輩から教わってきたこと、あるいは営業をする中でもっと成果の出る営業の仕方、リピーターを増やすための接客術、色々とあると思います。

(3) あなたはどのようなところに才能をもっていると世間に思われているのか
案外、自分の才能は自分では気づかないものです。結構他人に聞いてみたほうがいいこともあります。

(4) あなたが世間から期待されていることは何なのか
上記(3)と同じことを言っている場合がほとんどですが、そうでないこともあります。自分はこういったことに才能があるはずなのに、なぜか世間からは全くそう思われていない、これも結構多いですね。

これらの客観的な数字や実績というものは、ビジネス経験が長ければ長いほど、豊富になります。従って、強みは経験を積めば積むほど、明確になっていきます。

とはいうものの、中には数字で示せないこともたくさんあり、その中にも強みはあるものです。普通の人がしていない体験、これもアピールの仕方によっては一種の強みに代わることもあります。

ある中小企業再建コンサルタントの中には、子供の頃、親が借金に追われ、家族心中を図ろうと、窓にガムテープを張って密閉し、ガス中毒で自殺を図ったら、お金がなかったためガスが出なかった。人間死ぬ気でやれば何でもできる!こんなことで命を捨てたらもったいない。借金で困り果てた家族を救いたい、という強い気持ちで、中小企業を支援されているコンサルタントの方もいらっしゃいます。これなんかはさすがに客観的な数字では表せないものですよね。でも物凄い経験と強みだと思います。

どちらかというと人生の転機のストーリーであったり、困難を克服した物語だったりしますが、同じような境遇をして悩んでいる人は多いですし、こういったことが多くの人の心を打つのです。

以上のような奇抜な経験も必要ではありません。「特定の何かをやっているときに時間を忘れて没頭してしまうこと」あるいは「他の人ができない、あるいは遅いところを見てイライラしてしまうこと」があれば、それがあなたの強みともいえるのです。

どんな人にも強みはあるものです。ただそれがわかっていないだけなのです。

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