BLOG

サントリーのSNS戦略―ほろ酔い気分になるキャンペーンー

サントリー。酒類のため、フォローも20歳以上限定となっている。Twitterでは新商品あるいはリニューアル告知は欠かせない。まずは、ノンアルコールビールテイスト飲料の「(新)オールフリー」。2月13日の発売を合わせ、1月31日までに、Twitterキャンペーンを行った。その内容は「一足先に美味しさ実感キャンペーン」として、①@サントリーをフォローし、②投稿をRT(リツイート)して、合計10,000名様にその場で当たる。その場でというのはRT後、結果がすぐ届く。早く結果が知れるため、参加はより気軽になる。当たる商品は、新発売のオールフリーだけではなく、稲垣吾郎さんと香取慎吾さんの直筆メッセージ缶というところがポイントだ。

これは有名メーカーだから可能な手法だが、ピナクルウオッカ(フランス産)の新登場を告知して、飲みたい人はRT。特にキャンペーンではなく、RTしても何のメリットもない。サントリーとしては人気調査の一環としてやっているのだろう。

特にアニメ・漫画とコラボしているわけではないのだが、『弱虫ペダル』(自転車競技のスポーツ漫画)のキャラクターである鏑木一差の誕生日が1月15日のために、お誕生日おめでとうとツイートしている。元々『弱虫ペダル』の中で、好物が「オレンジビーナ」という炭酸飲料が好きで「オレンジビーナの神様がいる」と思い込んでいる。これがサントリーのオランジーナのパロディであるために、サントリーが感謝の意でリツイートしたコンテンツだ。非常に微笑ましい。

セブン&アイグループとの限定キャンペーンとして、「300円のプレボス」を1,000名様に発売前にお届けするキャンペーンがある。発売前のお試しキャンペーンは、人より早めに手にしたという優越感を感じされる。キャンペーン手法は①@suntoryをフォローし、②投稿をRTして参加するだけ。

「センター試験お疲れ様ネタ」は定番。「受験生ガンバレモン」。ここではCCレモン、デカビタC、グリーンダカラを宣伝に使っている。大人になってからも普通に飲むが、受験生の年齢層では比較的手にすることの多い飲料水だろう。また、受験生応援として、デカビタCシリーズ購入、応募で「合格成就!ドデカツドンブリ」が抽選100名様に当たるキャンペーンを行っている。Twitterは単に告知に活用している。

さて、サントリーのTwitterで一番目を引いたのは。
     今


    ガ





  う
と、文字に波を付けている点。これは何気に目を引く。ちなみにこの文字の後で「明日のシークワーサー・サワー」期間限定新発売として、新商品の告知を行っている。

実は、2018年は「なっちゃん」が20歳になったそうである。なので、「なっちゃん」は今年が成人式。「なっちゃん」のペットボトルのキャップには3種類あり、「初めて知った人は」→RT、知ってた人は→いいね。こういう質問のされ方をすると、「へえ」ついでにRTかいいねを自然にしてしまう。

サントリーは元々葡萄酒から始まった会社。ほろよいするようなTwitterの作り方をしている。

関連記事一覧