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ロッテのキャンペーン戦略に見る、割引クーポンは所詮ミツグくん?

お口の恋人「ロッテ」。お菓子メーカー。子供の頃にお世話にならなかった人を探すのは大変なほどだろう。そして、今でも永遠なる恋人だ。ターゲット層は子供から、特に甘いモノ好きの女性がメイン。疲れた時に一気に疲労回復のできる魔法のサプリメント。

SNS、リアルともに以前より数多くのキャンペーンを仕掛けてきたが、実施中(2018年1月29日現在)のキャンペーンを概観している。2月14日のバレンタインに向け、いよいよロケット発射のカウントダウンの様相だ。実施中のキャンペーンは実際22だが、7つほど具体的な例を挙げてみよう。

<リアル>

(a)『ラテベース×ロッテウィンターキャンペーン』(サントリーとの共同キャンペーン)

「ボス ラテベース」「各種ロッテガーナチョコレート」いずれかの商品を含む800円(税抜)以上をお買い上げいただいたご購入レシートを一口として、はがきに貼って応募するタイプ。レシートもキャンペーンツールとして使えるのだ。

(お菓子作りもできる)BRUNO コンパクトホットプレートが300名様に当たる。

(b) 『ガムと欅坂46があなたを応援するキャンペーン』

欅坂46クールデザインボトルとキュートデザインボトルを購入した際のレシートを撮影した画像をキャンペーンサイト内の応募フォームにアップロードし、必要事項を記入の上応募。欅坂46メッセージボード合計200名様に当たる。

(c) 『雪見だいふく絵馬で本当にその願いが叶うかも』

キャンペーンサイトの「願いを込める」ボタンより、複数の絵馬の中から希望の絵馬を選択して、願い事等必要事項を入力し、応募。

1名様にロッテが本当に願いをかなえてくれる。願いが叶う様子を撮影して、WEBサイトに公開。その他に土屋太鳳さんの応援メッセージが入った直筆サイン色紙もプレゼント。

(d) 『お店で買えない特別なRummyプレゼント』

対象商品についているマークを切り取り、はがきでLマーク20枚分を貼り、必要事項を記入して応募。2本入り白いラミーを抽選で150名様にプレゼント

(e) 『和のコアラのマーチ』

対象商品を買って応募。美濃焼豆皿三枚セットを抽選で1,000名様、帆布大口ポーチを抽選で500名様にプレゼント。応募方法は対象商品のレシート2個をはがきに張り付けるか、もしくはレシートを撮影し、必要事項を記入したうえで、レシート写真をアップロードして応募完了。

 

<SNS>

(f) 『手作りチョコ・ハッシュタグキャンペーン』

ガーナチョコレートで作った手作りスイーツ画像に、「#手作りチョコガーナ」のハッシュタグを付けて投稿(TwitterやInstagram)。抽選で20名様にガーナミルク20枚プレゼント。

(g) 『キスチョコデコレーション投稿キャンペーン』

ハーシーのキスチョコをシールで可愛くデコレーションしてSNSに投稿。抽選で111名様にハーシーキャニスターセットをプレゼント。①キャンペーン用アカウント(@kisses_cp)をフォロー。②キスチョコデコレを撮影、コメント添えてハッシュタグ「#キスチョコシール」を付けて投稿。ハーシーのキャニスターセットを抽選で111名様にプレゼント。

 

1月23日に「雪見だいふくの安納芋の大学芋厚もち仕立て」が新登場した。そこでロッテは雪見だいふくの定番バニラ味と、大学芋味の「あなたはどっち派!?」とつぶやき、Twitterのおすすめトレンド上のプロモーション機能を使って参加を促している。定番バニラ味も寒くても食べたくなる時がある一品だ。

以上のように、ロッテはテレビCM等のマスメディアやSNS告知だけでなく、キャンペーンを積極的に仕掛けている。キャンペーン期間という「タイムリミット感」、抽選で当たったことの喜びという「ゲーム性」、何もしなければお菓子を購入するだけだったのが、応募して当選し、別のものを貰えたことの「お得感」、景品には希少価値があり、希少に感じさせるとより高価なものに思える「希少性の原理」等、キャンペーンには人を惹きつける魔力がある。うまく顧客心理を使っているといってよいだろう。つまり、安易な割引クーポンは単なるミツグくんかアッシー、キャンペーンはもてフェロモンを出している男、それくらいの違いがある。

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