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キリンビールのキャンペーンに見る、遊び心とこだわり~まさにキリン品質~

2015年5月に行われたキリンビールのお遊びで、「淡麗グリーンラベルツイッターおにごっこ」という企画があった。ツイッターを使ったおにごっこという発想が面白い。鬼ごっこ自体も非常にシンプルで面白い遊びだが、この企画は、①特設サイト(@greenlabel_cp)を通じて「#イインダヨ」とツイート。②「おに」のツイッターアカウントから30分以内に「#グリーンだよ」と返信されなければ勝ち。勝者には「淡麗グリーンラベル」が期間中毎日抽選100名様に350ml缶6本貰える。正直、ビールぐらいであれば自分で買ってもいいと思うが、この遊び心満載の企画は素晴らしいの一言。「イインダヨ!グリーンダヨ!」ってのもすごく懐かしい。しかもこの企画、キリンビールで立ち向かった鬼は総勢30名らしい。Botを使わず、人と人との勝負に徹しているのだ。話は飛ぶが、2011年には「淡麗グリーンラベル」で嵐の皆さんがかくれんぼしているCMもあったなあ。

ちなみに現在行っている「淡麗グリーンラベル」のキャンペーンは、応募シール3枚をQRコードを使って点数をため、応募するもの。あるいはシリアルナンバーを手入力して応募するやり方がある。なおキリングループWeb会員サービスの「My KIRIN」への会員登録が必要になる。キャンペーンのやり方そのものはスタンダードであるが、景品は特色がある。通常の缶と異なり、爽やかなデザインを施したキャンペーン専用のデザイン缶(350ml×6本)に、2種類のグラスをプレゼント。その二種類のグラスとはまず香りを楽しむための丸型グラス、そしてのどごしを楽しむための縦型グラスの二種。ワインでは内側にカーブしたチューリップ型では香りを逃しにくいと言われ、口先が外側に沿ったタイプは、甘みを感じる舌先にワインが当たり、果実の風味を存分に味わうことができる。そして、スパークリングワインの場合には、細長いフルート型では立ち上る気泡をゆっくり鑑賞できる。このようにワインでは、種類に応じてグラスを変えたりするが、ビールではあまりグラスを変えたことがない。今後試してみようと思わせる。グラスを変えただけでもアルコールは楽しみ方は変わる。

直近では「のどごしSTRONGガツンとスカッと実感キャンペーン」(発泡酒)。これは何が面白いかと言うと、この手のキャンペーンは通常、はがきに応募シールを貼って、となるところを、①キャンペーンサイトからのどごしストロングを飲んだ感想、期待で最も近いものを選んで「投票する」ボタンを押す。②Twitter、Facebook、メールアカウントでログインし、アンケートに回答する。③のどごしストロングを飲んだ感想、期待のコメントを入力し、「投稿する」ボタンを押して応募完了!となる。選択する感想は「うまい!」「ガツンときて、スカッ!」「飲んでみたい!」「うーん・・・」の4つ。抽選で1,000名様に、「のどごしSTRONG」6缶パック(350ml×6本)をプレゼントというもの。通常のキャンペーンとは趣向を変えている。まさに三段構えの作戦。二段構えを超し、「戦いは非常さ、そのくらいのことは考えてある。」と余裕をかまされそうだ。ちなみにこの手のキャンペーンはキリン新一番搾りでも行っている。その時の選択する感想は「おいしい!」「おっ!変わった!」「飲んでみたい」「うーん・・・」の4つ。あまりアクションが多いと、ブランド力のない企業のキャンペーンとしては不向きともいえるので注意が必要だ。

企業のブランドコンセプトとして「キリン品質」というものがある。これは美味しさの追求やものづくりへのこだわりなど、顧客に最高品質のものを召し上がっていただきたいとする、ポリシーである。基本的に大手メーカーにとっては当たり前のものではあるが、キリンはキャンペーン一つとってもこだわりが感じられる。まさに「キリン品質」がここにもある。常に遊び心とこだわりをもって顧客に接したいものである。〇〇品質の〇〇に店の名前を入れる気持ちで取り組もう。

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