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キンレイの心染キャンペーンに見る、連続キャンペーンで消費者の心に染みる伝達を

キンレイとは株式会社キンレイであり、コンビニやスーパー向けの冷凍調理麵を扱っている。今は、酒の月桂冠の子会社である。日本の伝統文化と食の融合として、落語とのコラボレーションを図っており、「キンレイ心染プロジェクト」を勧めている。心に染みる、味が染みる、それは落語とうどん、なるほどと言った感じである。

 

さて、以下、落語とは関係ないのだが、キンレイのキャンペーンをのぞいてみよう。まず新生活応援キャンペーンとして、『だしがしみるわぁ~鍋焼うどん』を抽選で3個セットを100名様にプレゼント。サイトでアンケートに答えて応募完了。また、発売記念としてお水がいらないラーメン新発売キャンペーン。4点セットを100名様にプレゼント。こちらもサイトでアンケートに答えて応募完了。また、「夏風邪に!あったかうどんキャンペーン」。「お水がいらない鍋焼きうどん」「お水がいらない旨辛チゲうどん」計4色セット。抽選で100名様に。サイトで応募完了。

 

次にビールの〆に!ラーメンキャンペーン。「お水がいらないラーメン」シリーズ4色セット。抽選で50名様に。

 

そして総勢2000名様、10週連続!新商品キャンペーン。その場ですぐに結果がわかるスピードくじ(インスタントウィン方式)。全20品を各100名様に①だしがしみるわぁ~鍋焼きうどん、③12種具材入りちゃんぽん、④お水がいらない1/3日分の野菜ちゃんぽん、⑤お水がいらないカレーうどん、⑥だしがきいてるカレーうどん、⑦旨!辛!コク!チゲ鍋うどん入り、⑧お水がいらない旨辛チゲうどん、⑨ラーメン横綱、⑩お水がいらないラーメン横綱、⑪豚骨醤油ラーメン、⑫お水がいらないラーメン無双、⑬お水がいらないラーメン一幻、⑭きつねうどん、⑮具だくさん鍋焼きうどん、⑯お水がいらないラーメン黒王、⑱お水がいらないみそ煮込みうどん、⑰八丁味噌仕立ての味噌煮込みうどん、⑲牛すき焼き鍋うどん入り、⑳お水がいらない牛すき焼きうどん。なぜか今現在のサイトには第2弾がないのと、⑰と⑱が逆なのがご愛敬だが。

 

さらに総勢1,000名(各週100名様)に当たる新商品発売記念キャンペーン。①お水がいらないラーメン北魁、②お水がいらない肉うどん、③お水がいらないラーメン横綱、④お水がいらない鍋焼きうどん、⑤お水がいらないラーメン無双、⑥お水がいらないラーメン黒王、⑦お水がいらないラーメン北魁(味噌)、⑧お水がいらないラーメン至鳳、⑨お水がいらないラーメン一幻、⑩大勝軒(もりそば、豚骨魚介つけ麺)、1週間ごとに商品が変わる。これはどんなシーンで食べたいかをコメントして、コメントした人の中から抽選で当たる仕組みだ。投稿コメントはFacebookやTwitterでシェアし、知人や友人に拡散。そこから新たな流入が生まれる仕組みとなっている。

 

加えて、累計4,000食突破記念として、「お水がいらない中華そば金醤」オリジナルラーメン鉢が抽選で39名様に当たる。パッケージのロゴを切り取り、2枚一口とし、ハガキに貼付必要事項を記入し、郵送で応募。

 

以上、どれだけキンレイが積極的にキャンペーンを行っているか感じてもらいたいために、マシンガンのように並べてみた。キャンペーンをやるなら太っ腹。10週連続でオールスターをこれでもかというくらいにつぎ込み、毎週商品を変えて、毎週応募させる。企業からの情報が信用されにくく、一方で知人や友人からの情報は信頼されやすいという傾向を熟知したうえでキャンペーン展開を行っている。今は、広告を打てば、すぐに響くという時代ではない。いかに自店をアピールするも、消費者の心にとどめておくか、そして消費者に何らかのインスピレーションがわいたときに(あれ食べたいなと思ったとき)、他店ではなく自店を選んでもらうか。そのためにキャンペーンをやりまくり、いつも自店のアピールをし続け、消費者の心にとどめておくための施策が必要なのだ。「買え」「買ってくれ」「今日来てください、空いてますよ」「割引だもってけどろぼー」とかそんな営業トークはウザいのだ。前述したように、店からの営業トークはウザいが、知人友人からのこれ「いいね」というお勧めは耳を傾ける。キャンペーンを仕掛けて誰かに届けば、その誰かが直接の顧客にならないかもしれないが、その誰かが別の誰かにいいねして、その無限の連鎖の中から、あなたの店を訪れるお客は必ず現れる。それは「いいね」染みるプロジェクトなのだ。

 

キンレイは落語やうどんの心染プロジェクトを行っているが、実はキャンペーンにおいても、心染みる販促を行っているのである。販促とは地道な活動なのだ。

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