BLOG

米国ポテト協会に学ぶ、毎月定期的キャンペーンで消費者の記憶にとどめる方法

米国ポテト協会とは、アメリカのポテト生産者のためにマーケティングを行う団体であり、日本にも事務所がある。直接のお客様は卸や飲食店になる。そのため、最終消費者に向けて、飲食店に参加を促すようなキャンペーンを展開している。

まずは毎月10日をポテトの日と制定。細長いフライドポテトが「1」。原料のポテトの楕円形を「0」に見立て、さらにポテトォのトォが10という理由らしい。

アメリカ産のポテトを仕入れることを前提として、ポテトを使ったキャンペーンを行う際には、米国ポテト協会からサポートを受けられる。販促内容や取扱量次第でそのサポートの大小が決まるが、「毎月10日はアメリカンフライドポテトの日ポスター」「店頭フラッグ」「缶バッチ(スタッフ用)」あとは「アメリカンフライドポテトの歌と踊り」。キャンペーン参加のためみは、アメリカンフライドポテトを使用したメニューを1品以上用意知ること。販促資材や申込書をFAX又はメール。キャンペーンのPR(ホームページ、POP、SNS等)、販促資材を使用している様子を米国ポテト協会へ提出。そしてキャンペーン終了後、簡単なアンケートに協力すること。これで販促資材を提供していただけるのだから、気軽に参加するのはアリだろう。

第1回のキャンペーン(2013年)では、POPの他、その場で当たるスクラッチくじやWEBで当たるダブルチャンスの賞品(メタボメジャーやウェザークロック等)を無償で提供。和風居酒屋でも、「てんこ盛りポテトフライ」「ポテトチーズ焼き」。今後の販促としては、旬野菜等でアレンジしたポテト料理の提供を企画。当然、アメリカンテイストの店であれば、販促ツールはそのままでも店を盛り上げることになる。バーではバーボンのつまみに、ジャーマンポテトやポテトグラタンの提供。アイリッシュパブでは、フィッシュ&チップスとシェパーズパイ(ひき肉の上に、マッシュポテトを乗せ、チーズをかけてオーブンで焼いたもの)、アイリッシュポテトサラダ(レタス、炒めた玉ねぎとベーコン、皮つきフライドポテトに盛るとビネガーのドレッシングをかけたもの)を提供。

第2回キャンペーン(2014年)では、前回好評だったスクラッチくじの他、Wチャンスで、全国共通お食事券(ジェフグルメカード3,000円分)を30名様に送る。スクラッチくじをその場で削って賞品がもらえる企画は、ワクワク感の体験にもなる。

第3回キャンペーン(2015年)では、アメリカンポテトのキャラクター「Mr.ラセット」のロゴマークの使用、POPはポスターの他、ロゴマーク入りのマグネット等の提供。第3回は米国産フローズン(冷凍)またはディハイ(乾燥)ポテトを使ったメニューと、少々限定している。

米国ポテト協会は自らFacebookを使って、2018年1月から3か月連続企画として、毎月10日のアメリカンフライドポテトの日にキャンペーンを行っている。「お題に答えて合計105名様にオリジナルポテトグッズプレゼントキャンペーン」。

2018年1月のお題は「新年を迎えて新しいことに挑戦したい時、あなたが今年挑戦したいポテト料理は何?」。

2018年2月のお題は「漫画を読んで思い出そう。ポテトとチョコレート、バレンタインのそんなあまじょっぱい思い出ありますか?」。

2018年3月のお題は「卒業と言えば告白ですね。あなたがポテトに対して思うイメージを告白して下さい。」

賞品は1月から3月まで、ポテト賞として10名様に「Mr.ラセットのオリジナルTシャツ」をさらに抽選で25名様に「ポテチ型ふせん」。合計105名様へのプレゼントである。

近年、自分たちでも、直接消費者へ訴えかける手法も積極的に採用している。

関連記事一覧