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ゴディバのバレンタインキャンペーン―もっと自分をほめてあげよう―

ゴディバのバレンタインにおける今年のテーマは、「バレンタインは今年から自由だ」「あげるって楽しい」「あげる方が主役」である。思えばチョコレート屋が「義理チョコって辞めませんか」も衝撃的だった。でも、ゴディバを義理チョコでやれる奴もいないし、本命だけに高いチョコを(安物のチョコの予算を高級チョコに回せ)という作戦だろう。さて、ゴディバの今年のバレンタインキャンペーンを見てみよう。

まずは2月1日から2月14日まで毎日ミニムービーが見られる。たまにWeb広告動画でも見られる動画のアーカイブである。

次にバレンタインコレクションテイスティングパーティ。2018年1月17日に東京・パスティス六本木でパーティを開催した。実は初めて知ったのだが、海外ではパーティを女の子だけで楽しむ「ギャレンタイン」が流行しているとのこと。語源は「GALとVALENTINE」。アメリカのドラマで主人公がバレンタインデーの前日に失恋した親友のためにランチパーティを開いたシーンが流行のきっかけとなったらしい。バレンタインを単に女性が男性にチョコレートを渡すイベントにするのではなくて、自由に楽しむイベントにすることを考えているようだ。

また、2018年のゴディバのバレンタイン・コレクションの中から「あなたがあげたい」商品画像を選んでTwitter/Instagramで「#ゴディバでギャレン」をつけて投稿すると、抽選で1組3名様、合計14組42名様の女の子たちにバレンタインデー前日の2月13日にギャレンタインルームとしてラグジュアリーホテルの部屋の宿泊券をプレゼントするという企画である。ここで宿泊できるのは、セルリアンタワー東急ホテル「コーナースイート」、ヒルトン東京「エグゼクティブタワースイートルーム」等の東京の眺望や夜景の楽しめるスイートルーム、あるいは、軽井沢や熱海等のリゾート地のホテル。まさにインスタ映えする部屋に宿泊できる。体験を味わえる、まさに今どきの「コト消費」だ。この抽選に外れても、抽選で30名様にゴディバショコリキサー引換券(ペア)をプレゼントする。

本命からチョコレートを貰うのは嬉しいし、本命に返すだけなら日頃の感謝の気持ちでいいのだが、義理でもらって、義理で返すのは面倒くさいし、お金もかかる。そこで「義理チョコ辞めませんか」はよく言ってくれた!という感じだ。会社の同僚に義理チョコを買うお金があるのであれば、バレンタインデーを言い訳にして、ちょっとラグジュアリーなホテルで気の合う仲間同士で、飲み食いした方が健康的だ。少しでも自分のためにお金を使おう。自分に優しくしよう。

丁度冬季オリンピックが始まった。数々のアスリートが我々に感動と名言をくれるだろう。かつて1996年のアトランタ五輪で女子マラソン銅メダルを獲得した有森選手の「自分で自分をほめてあげたいと思います。」を覚えているだろうか。

ゴディバのキャンペーンは、頑張っている自分にご褒美を上げようと再認識させてくれる。たとえ世間では銅メダルという評価であれ、頑張っている自分はいつも金メダルなのだ。せめてバレンタインデーでは、自分をほめてあげようキャンペーンを自分で開催してほしい。

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