BLOG

正しいか間違っているかではなく、自分の意見を根拠を持って言えるかどうかが重要

スタートアップの組織においては、正しいか間違っているかはともかく、自分の意見を根拠をもって言える人材だけで構成していなければなりません。自分の意見を言えないということは、考える力が乏しいということです。自分で考えて行動できない人間は足手まといでしかありません。これどうやるんですか、あれどうやるんですか、人に聞く前にまずググれと言いたくなりますね。一番悪いのはむしろ、机の前の人形でしょうか。指示待ちで、指示がなければ動かないタイプ。大企業は余裕があるからそういう人材もいてくれていいですが、スタートアップではこういう人材はいりません。

最初に書いたとおりに、正しいか間違っているかは、正直神様以外はわからないものです。世間の人の多くが正しいと思い込んでいることでも、実は間違っているようなことはたくさんあります。一番いけないことは、間違っていると思っていて何も言わないこと。そして人の発言に建設的な否定をしないこと。つまり、俺の経験上間違っているとか、自分がルールブックにもなったつもりで否定しかしないバカがいます。こういうのも組織には不要です。それが社長であったとしてもです。否定には根拠が必要です。そしてできる限り対案を出しましょう。対案ない限り否定すべきではないでしょう。

お互いに敬意を持ってさえいれば、意見がぶつかり合ったとしても、それは組織として、ビジネスとしても進展に繋がります。相手が上司であれ、部下であれ関係ありません。上司の言うことを聞いていれば、残業もせずに机の前で軽く何かしていれば、億万長者にでもなれるというのであれば、何の問題もありません。ただそんな優秀な上司なんていないわけです。大抵稼げる仕事のほとんどが、土日出勤、深夜残業、多大なるストレス負荷しか与えないんですから、そんな奴の言うことを神様からの言葉だと思って聞く必要なんてないわけです。ガンガン指摘しあった方がいいんです。

部下であっても自分よりもいいことを考えていることだってありますし、ヒントになることもあります。社長も部下を育てるつもりで「君ならどう考える?遠慮せずに今の考えのどこに欠陥があると思う?」と考える癖をつけるつもりで積極的に質問してみましょう。そして頭ごなしにダメと言わないこと。ダメ出しをする場合でも建設的なダメ出しが必要です。俺ならこう考える、でいいと思います。組織として健全な議論ができれば、より的確な判断が可能となって、競合相手が思いつかないようなビジネスが考え出せるかもしれません。

優秀なベンチャー企業は、知性の集団であって、自分の物事の正当性を常に証明しなければならず、数々の議論が繰り返されて、自分がやろうとしている内容や価値について、きわめてハイレベルな検討が続くものです。経営陣だからと言ってベストな選択をしていないケースもあります。そのときに逆にうまく行ってない状況に対する改善策があれば、自由に進言できる。そういったフリーでフラットな組織づくりが必要です。

関連記事一覧