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開店や起業で上手くいくまでは時間がかかることを認識せよ

アイデア起業は当然のこと、今までやってきたことを脱サラしてビジネスにしようとしても、あなたが思っているほど簡単にうまく行くということはありません。店を開いたら、開いただけでお客が来るとか、中には会社を設立したからもう大丈夫だなんていう、頭の中お花畑の方にたまに出くわすことがあるのですが、そのたびに、あきれかえらざるを得ません。

あなたが思っているほどお客さまはバカではないのです。そもそも新しいことに対しては警戒心を持っています。逆に好奇心も持っていることもまた事実。但し好奇心だけでは一回だけ来店してリピーターにならずに終わってしまいます。後は店を開く前のトラブルだってあるかもしれません。頼んだ内装業者が倒産して連絡がつかなくなったとか、予定のお金が借りられず業者に支払えなかったため、引き渡してもらえなかったということもあるでしょう。自分が忘れたことがあって、それがなければ店を開けないということもあるかもしれません(保健所の許可とか、経験があれば忘れる人も少ないでしょうが)。

店の場合はまだまだ一定の客は見込めますが、今までにない新規ビジネスであったらなおさら、どれだけニーズがあるかもわかったものじゃありません。あなたが思うほどのマーケットがなく、お客さまが少ないかもしれませんし、時代を進みすぎて理解できない場合だってあるのです。さらに技術が追い付かないことも。

そのため、まずは二つのことを自覚しましょう。①いくら小さく簡単に始めたとして予想以上にお金と時間がかかるということ、②規模が大きければ、維持発展のために思った以上の資金が必要なこと。そして次の3点を自分に問うてみましょう。

(1) 必要とするお金とリソースはあるかどうか
起業に必要な資金をすべて自分で賄える人はそれほど多くないでしょう。そのためにはだれか第三者にお金を出してもらう必要があります。それが金融機関であればなおさらのこと、きっちりした事業計画を必要とします。

(2) 未知の世界やリスクに挑む勇気があるか
自分が思いもよらないことは起きるものです。近隣にイタリア料理屋がなくて、ここなら勝てると思って開店したら、数か月後にブランド力のあるチェーン店がやってきた、なんてことだってあります。そういった場合にどのように差別化していくかを考えなければなりません。自分にとってマイナスな出来事、つまり想定外のことが起こった場合に、すぐさま対処し、挑むことができるかが重要です。

(3) 成功して採算がとれるまで我慢ができるか
採算がとれるまで数か月、あるいは数年かかるかもしれません。その時に一番必要なのは事業を運営する上で最低限必要な事業の運転資金と、何よりも自分の生活費です。これをきちんと確保できているか、我慢というものは概ね資金的な我慢です。「欲しがりません勝つまでは」なんて古臭いと思うかもしれませんが、起業家にこそ必要な考え方です。最低限生きていければいいと思わないといけません。これができない人は起業すべきではありません。正直余裕なんてないのです。

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