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経営管理ツールOODAループの頭文字のそれぞれの意味は?

OODAループの頭文字をそれぞれ分解して個別に見てみましょう。

 

  • Observe:観察

戦闘機のパイロットは状況認識が欠かせません。そして目の前で起こる出来事をよく観察しなければならないのです。特に本人の考え方と移り変わる現実とのギャップを意識する必要があります。そうすると、その中から優位性をつかむことができるようになります。現代のビジネスもめまぐるしく変化します。起業家はできる限り多くの情報を速やかに収集し、詳細を見て、変化を見逃さないようにすべきです。まずは目の前にある具体的事象に目を向けることが大切と言えます。

 

  • Orient::情勢判断

情報は解析してこそ初めて意味を持ちます。ここで情勢判断とは、情報を総合的に把握して理解を深めることを意味しています。そのため、あらゆる要因を分析し、関連性を判断して状況の意味を深く読み取っていかなければなりません。

 

  • Decide:意思決定

空中戦ではパイロットの迅速な判断で様々な状況に対応しなければなりません。それは現代のビジネスでも同じことです。起業家は速やかに、やるか、やらないか、どうやってやるか、何をするか等決断しなければなりません。

 

  • Act:行動

戦闘機の優秀なパイロットは、予想外の行動を行って敵の状況を狂わせているようです。混乱状態に直面した敵は、いつもの視点からしか状況を解釈しようとしません。そして優秀なパイロットは、裏をかいて相手の考えをさらに混乱させます。起業家も機敏に動いて市場での優位性を獲得し、動きの鈍いライバルを先行していかなければなりません。

 

以上を見ると、状況を的確に判断し、可及的に速やかに意思決定し、動きます。そして常に相手の裏をかき、相手を混乱させることが必要になります。どんなビジネスモデルでも考えてわかってしまうようなものでは、すぐに真似されてしまいます。どうやって儲けているかよくわからないような見せ方をするということです。また、通常の方法では上手くいかないものを、頭をひねって上手くいかせるようにするだけでも、物凄いビジネスになるのではないでしょうか。一般的に上手くいかないものの中には、上手くいかせることによって化けるビジネスが数多くあるように思えます。

 

上記のOODAループの行動の後には、また最初に戻ってOODAループが始まります。活動領域が変化すればまた着眼点も変わります。本人の意識と現実との違いを速やかに認識することで、情勢判断を即座に修正し、意思決定や行動することが可能になります。

 

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