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失敗を繰り返し、都度反省して、それを活かした者が成功する

ビジネスにおいて失敗の原因は上げてもきりがありません。起業家においてありがちなことをいくつかあげますと、まずお金を集めることがゴールになっている人はいつまでたっても上手くいきません。大抵集めて使い切って終わりです。繰り返しているうちに、何度も使い切ってしまう人と業界で噂されると、回をなすごとに調達は難しくなるでしょう。

次に事業に使う以外にお金の使い道がある人。これは極端な話やる気がないに等しいですね。(失敗する)男の起業家で使うところは、大抵、酒と女とギャンブルと決まっています。もちろんすべてほどほどであれば、それほど問題はないのですが。

そして、嫌なことは全くやろうとしない人。好きなことをやることと嫌なことを全くしないことは同義ではありません。この世の中で好きなことをやって成功している人はいますが、かといって、その人が嫌なことを全くしていないということはありません。程度問題として嫌なことが何割なのか、あるいは何パーセントなのかあるはずです。その割合が少ないことはいいことだと思いますが、そもそもビジネスにおいては嫌なことがない、なんてことはほぼ絶対にないことです。それを避けていては本当に好きなこともできないでしょう。好きなことをやるために、少し嫌なことがあっても多少は我慢が必要なのがビジネスです。

さらに、真面目に取り組んでいる起業家にありがちなのが、アイデアが時代に先行しすぎている人。あなたの考え方に一般の消費者がついてこられないこともあるでしょう。しかしそこで消費者をバカ呼ばわりしても何も始まりません。消費者目線に合わせて考え直しましょう。技術的に現状では不可能なこともあるでしょう。ドラえもんのタケコプターを作ったら間違いなく売れると思いますが、今の技術では作ること自体が不可能でしょう。

加えて、チームの作り方が上手くいっていない人。自分も含めて全員が評論家だったらビジネスは進みません。ビジネスモデルよりも人を変えることの方が大変です。チーム組成の段階で、経営者、財務担当、技術者、マーケティング等必要最低限スキルのある人(実績者)を揃えたい所です。まさかベンチャー企業で人と育てることを前提とした新人採用は難しいと思いますが。

色々と失敗の原因についてみてきましたが、アメリカのベンチャーキャピタルで人を判断するときに使う基準の一つとして上げられることは、「2人の起業家を比べたときに、他の条件はすべてが同じで一方は失敗経験が豊富、他方は失敗経験がなければ後者よりも前者に投資する」と言います。日本ではどうでしょうか、失敗ばかりの人を能力のない人とレッテルを貼る人が多いのではないかと思います。子供の内の教育から減点主義で慣れ親しんでしまっている悪影響ではないでしょうか。もちろん同じ失敗ばかり繰り返して、他人のアドバイスを聞かない人は別です。そういう人が近くにいたら、即興で離れましょう。付き合っているこちらにとっても時間の無駄です。

アメリカは失敗から学ぶことでより価値のある人材になっていると判断できるからこそ、あれだけのイノベーションとダイナミズムのある人材やビジネスが生まれるのですね。

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