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お客とお客さまの違い

タイトルからして若干過激要素を含んでいますが、だいたいお判りでしょう。「さま」がつくかつかないかなわけです。当然「さま」がつく方があなたにとって大切なお客さまです。禅問答に近いですが、それをどのように分けるかと言いますと、お客は商品を一度購入するだけ、お客さまはリピーターを意味しています。また前者は単なる取引であり、後者は人間関係と表現することができます。

 

まずあなたがやらなければいけないことは何でしょう。リピーターにすることではありません。最初から両者を意識的に生み出すことです。

 

最初は「お客」を数多く来店してもらいます。そうしないと、誰があなたにとっていい相手かどうかがわかりません。最初のフックは、クーポンというやり方もあるでしょう。例えば100人のお客に来店してもらって、そのうちの30人くらいがあなたにとってふさわしいお客さまだったとします。しかしあなたにとってふさわしいと思っても、お客のほうがあなたやあなたのサービスがいいと思うかどうかはわかりません。その30人をリピーター化に努め、信頼関係を育んだ結果、最終的に15名が定期的に購入してくださる「お客さま」に変わります。正直、全員を「お客さま」に変えることは難しいでしょう。どんなに良いサービスを提供していたとしてもです。あなたの発信と相手の受信する内容が完全に一致していることはほとんどないからです。

 

しかしながら、100名というお客の中から、15名をお客さまに変えることができれば、それは素晴らしい成果でしょう。そもそも100名というお客がいなければ、15名という「お客さま」を見つけることはできなかったからです。

 

そのため、お客さまを見つける場合には、低リスクで低価格な「見込み客用サービス」を売り出して、それを購入するお客をたくさん生み出すことです。そののちに、長くお付き合いができる有望な「お客さま」をじっくり見極めましょう。

 

お店(飲食店や美容室、整体にかかわらず)には、年に数回、ふらりと立ち寄るお客は何千人かはいるものです。そのうち定期的に来てくれるお客さまは何十人かいるでしょう。この両者の違いは判るはずです。ビジネスを長続きさせる方法は、お客の何割かを「お客さま」へと変えることです。そのために必要な商品は次の二つになります。

 

  • 見込み客用サービス:多くの人を少しでも満足させ、とりあえず来店を促すサービス。
  • 本サービス:あなたが相思相愛のお客さまとの関係を作り、継続させるサービス。

 

これら二つをあらかじめ用意しておくということです。同じサービスを安価で提供するようなクーポンという形でない方が望ましいと思います。

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