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個性がなぜ強力なのか

そもそも私たち人間は何に一番親近感がわくのでしょうか。店のことで考えますと、今はハンバーガーのチェーンかもしれませんし、コンビニエンスストアかもしれません。でも本当にそれって親近感だと思いますか?あなたに逆に質問します。親近感があるから、そこに行くのですか?

 

自分は親近感ではなく、無難だからと答えます。また、それらを利用するときには、あまり人と接点を持ちたくないとき、腹に何か入ればいいくらいの気持ちしかないときですね。ハンバーガーチェーンで人と待ち合わせるときは別として。

 

人手不足で人の採用も難しくなっていきますし、そのうちチェーン店では人を見なくなるでしょう。ロボットが対応するのか、AI機能を有するアンドロイドが対応するのか。ホテルでもそういうところが出てきましたし(今のロボット技術ですとかえって人手がかかるとか)、そのうち銀行の窓口も人間がいなくなりそうです。こういうのが望ましい社会かどうかは別として、安さと引き換えに我々は大切なものを捨てなければならなくなります。大切なものを持ちたいときに値段を払う、そんな世の中です。

 

少し、時間を現代に巻き戻しましょう。人が一番親近感を持つのは、おそらく同じ「人」であると思います。大手のブランドが広告宣伝しても、その商品ブランドに親近感を持たせることができたとしても、最後は人にはかないません。しかも商品ブランドよりも人の顔の方が遥かに覚えやすいものです。さらに商品ブランドよりも、人の顔を見て、声を聴いた方が、信頼感を高め、身近に感じやすく、人が受け入れやすいのです。

 

例えば、店を知人・友人に勧めるのに、「あそこ美味しかったよ」よりも「店長が気さくでいい人でさ」、という比較論の話ではなくて、店長が気さくでいい人が、料理の味に乗り移ってさらに美味しさを醸し出していませんか?また、美容室でも施術が上手いとかよりも、「話が面白かったし、雰囲気良かったし」という方が、施術が上手かった気がしてしまわないですか? これらは全て「人」効果なのです。人は効果ならぬ、高価なんですね。

 

また、個性を確立した店やビジネスは、社会に居場所を見つけられます。〇〇と言えば、あなた(もしくはあなたの店)になるのです。他人と話をしていたときに、〇〇の話が出てくると、必ずあなたが話上に乗ってくるのです。個性がなければ、そもそも思い出してもくれません。

 

良くも悪くも、自分の個性は死ぬまで、あるいは死んだ後ですらも生き続けます。あなたを覚えてくれている人が生きている間は。

 

信頼される個性を構築できれば、お客さまは自然にあなたやあなたの会社を友人や知人に勧めてくれることでしょう。

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