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ビジネスの取引にもムーアの法則がある?

コンピューターの性能の進化には、半導体の集積率が18ヶ月で2倍になるという、いわゆるムーアの法則があると言われています。思えば企業の取引にも似たところはあるかもしれません。最初の付き合いは数万円からだったとしても、そのうち数十万円になり、ひょっとすると数百万や数千万になっていく場合があります。当然、商品やサービスの内容にもよりますし、お客さまがそれだけ成長していないと、使ってもくれませんし、支払う能力もありません。

例えば最初は小さなソフトウェアの会社で、ウェブマーケティングの仕事を受託したとしましょう。月額数万円。そのうちそのソフトウェアの会社が大きくなっていき、あれよあれよと上場企業になって、あなたの会社の受託が増えていくことは稀にあるかもしれません。おそらく商売にもムーアの法則のようなものがあると思います。従いまして、最初は小さな付き合いだったとしても、あるいはちょっとこんなに安くて損だよなと思ったとしても、代表の考え方や業種次第では、最初は軽めにという付き合い方はあって良いのではないでしょうか。

どんな産業にも、仕事にも、そして会社にも、ライフサイクルがあります。いわゆる導入期、成長期、成熟期、そして衰退期があるのです。会社のどのステージに自社の商品やサービスを持っていくかは結構重要です。

成熟期の会社と取引を行うと、最初は少量で質が良ければ徐々に量を増やしていくという例はありますが、これもあなたの商品やサービス次第ですけれども、そのような企業には取引先も多いですし、価格競争になりがちです。量が伸びる割には売り上げが伸びなかったりします。そんな理想がいつも通用することはありませんが、成長期の産業や成長期の会社とお付き合いをした方が、販売量も売り上げも比較的スムーズに伸びていきます。

繰り返しになりますが、成熟期や衰退期であれば、新規需要というものはほとんどなくて、既存サービスのリプレイスになります。そのときは既存の取引業者に対して不満があるか、自社のコスト意識が高まって、同じサービスでより安いものはないかを物色しているケースが多いのです。成長期の会社は忙しくて、相見積もりは取るものの、あまりそういうところに時間をかける余裕はなく、これはいいものだと直感的に思ったら、こちらの言い値に近い形で取引してくれる例も多くあります。

そのため、付き合う企業も、今は安いとかあるかもしれませんが、その企業の今後の成長性を見たうえで取引を始めた方がいいでしょう。成長期の企業と取引をしていれば、最初は安くても、少量であってもそのうち増えていく可能性が高いです。逆に成熟期や衰退期の企業あるいは産業の会社と取引をしても、ほとんど今が頭打ち状態になりがちです。今よりも将来を見る目を養いましょう。

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