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商品を開発する前にまずはマーケットを調査せよ

起業で失敗するパターンによくあるのが、まず製品を作ってから売る市場を探しているという方法です。アイデアの大半が時代遅れか、あるいはよくある製品で差別化されていないか、あまりに斬新すぎて理解がされないか、誰もそんな価格では買わないか、そもそもそんなものはいらないかといったように、自己満足の世界に浸ってしまって、お客さまのことは全く考えていないものが多いのです。自分がいいと思っているのだから他人もいいと思うだろう、くらいな感じですね。誰が買ってくれるのか、どこで売るのか、そしてそれはなんで買うべきなのかを全く考えていないのです。

自分でほしいものと、売れる製品を作ることは全く別物です。それに人生をかけるのであれば、最低でも買ってくれるお客様がいることを確かめなければなりません。推測、思い込み、知人友人の「いいね!」を当てにしすぎてはいけません。人間関係を壊したくない一心で、知人や友人も「悪いね!」とは言いません。むしろ何かとボロクソ言ってくれる人の方が信用できるかもしれません。当然、なぜボロクソかきちんと理由を言ってくれる人です。

高度な技術を要しない、シンプルなものであれば、一流のマーケッターも専門家もいりません。

さて、まず簡単な市場調査を行う前に、製品を買ってくれる人はどういう人なのか、そのような人たちはどんなものを買っているのか、そしてなぜ買ってくれるのかまで細かく落とし込みましょう。お客様像を難しい言葉でいうと「ペルソナ」といいますが、年齢、性別、趣味嗜好、既婚未婚、既婚の場合家族構成、どこに住んでいる、仕事、年収、学歴、ライフスタイル等、ここまでは落とし込まなければいけません。これを消費者のでもグラフィック属性といいます。あなたが売り込むお客さまのイメージをあなたができなければなりません。そこから始めましょう。個人のデモグラフィック属性を把握できれば、広告宣伝も費用対効果の高いものにできます。さらにその業界、競合他社の把握、成長機会、参入障壁は何かまで考えるべきです。

販売する物やサービスによって、必要な市場調査は変わりますが、一般的に次のようなものを考えておけばいいでしょう。
(1) 街に買い物に出かけましょう。特に見込み客が行きそうな場所。ショッピングセンターはもちろんのこと、あるいは家でネットショッピングでも構いません。
(2) その業界の専門家に話が聞けるようであれば聞いて損はありません。
(3) ネットの情報や新聞・雑誌等で消費者のレポートや競合他社の商品レビューもみましょう。
(4) 政府機関やマーケティングリサーチ企業の報告書があればチェックしましょう。
(5) 類似商品について記載しているソーシャルメディアやブログなどをチェックしましょう。
(6) グーグルでその商品のトレンドを把握しましょう。どれだけそのキーワードが話題に上っているかもチェックするとよいでしょう。

また重要なことは、あなたの販売する商品やサービスに当てはまる業界が成長期、後退期、安定期のいずれにあるかも知っておかなければなりません。

もう一つは対象を絞り込み、市場規模の程度を見極めましょう。ざっくりと潜在顧客の数と出せるであろう価格も把握しなければなりません。

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