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新しいことに1割使うマネジメント

ただでさえ、変化の激しい社会であり、今までのように右肩上がりの成長が望めないならば、果敢に挑戦する姿勢が必要になります。変化が激しく、将来が読めませんので数多くトライしていくしかないのが現状なのです。教科書のように成功がどこかに書いてあるわけでも、誰かが教えてくれるわけでもありません。言えることは成功はあなた自身で探していくしかない、ということです。

これをやってみた、ダメだった、はい次々、くらいなイメージですね。起業家は時間と資金の上限を設定し、方向転換の判断を行っています。ダメなことにいつまでも関わっていても時間の無駄です。もちろん粘ればなんとなることも少なくないのですが、その粘っている大半の要因は、そこにお金と時間というあなたのリソースをかけてしまっているから逃げ出せないのがほとんどなのです。サッサと損切りして次のことをしましょう。粘りが足りないとか根性論だけでは成功は導けません。モノによってはその粘りや根性が逆に邪魔になることもあるでしょう。

大企業になればなるほど、関係者が増えれば増えるほど、誰もが成功した方法を繰り返してほしいという気になります。しかし大企業になればなるほど、リスクの許容度も増えますから、常にイノベーションをもてる組織であってほしいと思います。少しくらいの損が出てもいくらでも取り返しがきくのが大企業の良さです。残念ながら小さな企業にはそれができません。一つの失敗が致命傷になってしまうかもしれません。ですから最初は慎重に、動くときには大胆に、でしょうか。

例えは異なるかもしれませんが、プロ野球の日本ハムファイターズでは1軍の試合に出場する時間について、7%は新人に充てると決めているようです。ベテランが出てきて毎試合試合を作れず炎上する投手や進塁打も打てず凡打を繰り返すよりも、新人が炎上したり凡打を繰り返す方が、そこから得られるものが大きいのならば、チームとしても決して損ではないでしょう。ファイターズは新人が次から次へと出てきますし、ポスティングで大リーグ挑戦、FA権を取得したらどうぞ他のチームへ、といって人事に関してはドラスティックな印象を受けますけれども、それはそれですがすがしく思えます。ファンはどう思われているのでしょうか。この7%という数字には、何年かに一度優勝できればいいという独自のチーム戦略があるのではないかと思います。それにチームが選手の夢を叶えるためのツールと考えれば、優秀な人やより大きな夢を持っている選手にとっては良いのではないでしょうか。もちろんどこかのチームで複数年契約をしてあまり働かないのも、それもその人の価値観です。

また、グーグルのマネジメントで「70:20:10」があり、これは70%の時間はグーグルのコアビジネスである検索や広告の改善に向けた業務を行い、20%はグーグルアースのようなコアビジネスの周辺業務、そして10%が全く新たなアイデアの発掘に費やすように努めているようです。先ほどの日本ハムファイターズの新人時間7%と、グーグルの新たなアイデア発掘時間の10%は、どちらも新しいものにかける時間が1割程度となっています。ここに成長企業としての何らかの成功の法則が隠されていそうです。

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