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リーダーシップとは、まずは背中で語るべし

リーダーシップというと仰々しい言い方になりますが、社長(店長)としての心構えと言い直していただいても構いません。会社(店)が成長していきますと、スタッフが必要になります。あるいはある程度の規模から始める場合には、最初からスタッフを必要とするでしょう。人を扱うのは本当に大変で、自分でやった方が早くなってしまう。でもそれではいつまでたっても組織を大きくできなくなってしまうのです。考えてもみれば、自分を管理するのも大変だというのに。

 

そこで愚痴っても始まりません。会社(店)を始めてしまった以上、少しでも人をうまく使う方法を考えましょう。そもそもスタッフとはあなたにとってどのような存在かといいますと、単なる手足ではないのです。お金払ってるんだからきちんと働けよ、仕事が終わらなければ残業して終わせや、無茶ぶりに堪えろ、というおもちゃでもありません。逆に「スタッフさま」とあがめ祀って、ご機嫌取りして何とか動いてくださいませ、というのも違います。

 

まず、スタッフとは、店や商品・サービスを広めるアンバサダーであるということです。あなたとあなたのブランドを代表する存在なのです。従いまして、電話応対、メール応対、ソーシャルメディア応対、リアルな接客も含めて、心から仕事に関心を持ってもらうことが大切です。時給いくらだから来る、というのも本来ならばご遠慮いただきたいところです(理想論ですけれども)。

 

昔、中学校の先生が、「君たちは〇〇中学の一人の生徒ではありません。千分の一ではなく、一分の千なのです。」と仰っていましたが、まさにその通り。スタッフは店の中の一人ではなく、店を代表する存在なのです。仕事に対する責任は自然に生まれるものではなく、当然のことながらお金を払ったからと言って生まれるものでもありません。そのための動機づけが必要です。そのうちの一つとしては、いかにその仕事を好きになってもらうか、あえて理想論を言わせていただければ、好きになってもらうような仕事を作りましょうということですね。それもまたコンセプトのなせる業だと思います。もちろん万人に楽しいと思ってもらえる仕事なんてないのです。でもこの会社(店)なら関わってみたいと思わせる仕事を、会社の社長(店長)ならば用意したいものです。時給〇〇円以外で引き付ける何か(=コンセプト)が欲しいのです。

 

まずはあなた自身が仕事や会社、お客さまや取引先、商品やサービス、そしてスタッフを心から大切にしているところを態度で示すべきです。自分のやっていることが楽しいのであれば、その楽しさが波及し、スタッフも楽しめると思います。

 

ブラック企業のほとんどが、最終目的がお金になっていないだろうか、社長としてはお金が稼げるから楽しい、だからスタッフもそれでいい。お金がコンセプトで引き付ける会社はあっていいと思います。社長も役員もスタッフも所詮同じ穴の狢です。お金が稼げるから、年収〇千万な自分ってすごいぜベイビーみたいなノリ。でもたいていそういった会社って上層部しか儲からず、下っ端は薄給あるいは中途半端な年収(高給取りだが休みなし)で苦しんでいるところが多いですね。残業代は給料に入っているとかなんとか。

 

理想論かもしれませんが、楽しい仕事、その結果としてお金が稼げる(高額ではないにしても)。その楽しい仕事ではお客さまに大きなベネフィットがあり、社会にこれだけ貢献している。そんな会社を作り、それに賛同する仲間を増やしていきたいものです。

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