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人生とは自分の居場所を探す旅

高級店はドレスコードでお客を選んでいます。ここで店を今やっている人で今後どうありたいのか、あるいはこれから店をやっている人でどのようにしたいのか。

 

別に富裕層向けのレストランがいいと言っているわけではありません。それはそれなりに大変です。まず店構えからそれなりのラグジュアリー感が必要ですし、食材もそんじょそこらの安売りスーパーで買ってくるわけにもいきません。加えて、お客さま対応もセレブ気分を味わってもらえるようなサービスをしなければならないから、今まで、そのようなレベルの方々を相手していなかった場合には、一度のサービスの失敗で間違いなくリピーターになってくれることはないでしょう。富裕層には富裕層に対するサービスの仕方というものがあります。

 

ただ、我々、一般人にできることがあります。同じ温度感を持った人たちと付き合っていくことです。自分は学校の同窓会に出たことがない、というとそれは正確ではありません。成人式の日に中学校の集まりに参加したことがあります。高校の同窓会などは男子校だったし開催の連絡すら来たことがありません。もっとも同窓会の幹事に選ばれた奴は、自分が高校のときに一番仲が良かった奴で、「自分は同窓会なんて嫌いだ」と学生時代から豪語していた奴だったから、当然、連絡などよこすわけもありません。

 

大学も同窓会というか、そういった会はなくもありませんが、どうもあんまり好きにはなれません。そもそも皆さんはいかがでしょうか。学生時代の友人と今でも会われているでしょうか。その中には未婚の奴、結婚している奴、仕事は公務員、会社員、超優良企業、その中で出世した奴、出世できない奴、なんかろくでもない人生送ってるやつ、まあ、色々。そういう色々雑多な人間関係を望むでしょうか。

 

自分に劣等感があれば、会に行きづらい。仮に優越感を持っていたとしても、(第三者から見ると)惨めそうな奴には、今、何やってるの?と聞きづらい。昔はそんなことはなかったかもしれません。高度経済成長の時期は、ある程度皆がそれなりの会社に入って、それなりに出世して、退職後はマイホームでゆっくりとゴルフ三昧、あるいは夫婦で水入らずなんていうのが当たり前の人生でした。

 

いいとか悪いではありませんが、高度経済成長の時代が終わり、将来が不確実な時代になってしまい、このままでいいのかわからないといって、優良企業に入った若者ですらもすぐやめていき、自分の居場所を探しています。しかしながらたいてい本当に居心地のいい場所は見つからないものです。そしてどこか、まあここでもいいかと思った場所に安住してしまいます。

 

クリスティアーノ・ロナウド選手ですらも、スポルティングからマンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリッド、そしてユベントスです。本当に、すげーキャリア!このようなスーパースターでさえも、自分の本当の居場所を探し続けています。すごいからこそできるんですが。普通の人はどこかでとりあえずあきらめてます(苦笑)。もっとも彼の本当の居場所はバロンドールなんでしょうが。

 

話は飛びましたが、人生はまさに自分の居場所を探す旅。あなたが自分の会社(店)を構えられたというのであれば、それが一つの、あなたが決めた自分の居場所。そしてその居場所に居続けられるかはあなたの努力次第でもあります。

 

会社(特に店)は競合が多く、それは苦難の大海原であります。それを穏やかな海に変えるのも、あなた次第。お客さまも実は自分の居場所を探しているのです。それは安いから、では永遠に見つかりません。心安らぐ場所。それを求めてきているのです。その居場所を提供してあげればリピーターになってくれるんですよ。こういう居場所です。というメッセージがあなたの店の「コンセプト」というものです。

 

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