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事業の成功はまず遠くを見つめるところから始まる

カーレーサーはひたすら前方だけを見ています。むしろコーナーで加速します。他のドライバーも意識していますが、自分自身に集中しています。成功者に共通している点は、大きなことをやり遂げようとする決意です。そして何よりもあきらめない気持ち。できるだけ遠くを見つめ、近く起こる困難にはあまり注意を向けすぎない気持ち。

ギリシャヨーグルトの「チョバーニ」は、前を向かなければ決して大きなブランドにはなっていなかった例の一つです。元々トルコから渡ってきた創業者は、アメリカには本物のヨーグルトがないことに嘆いていたそうです。そんなある日、ヨーグルト工場の売却広告を偶然見つけ、その工場を訪問するとボロボロ。半世紀も前に建てられ、天井からは水が漏れ、古い設備は壊れかけています。友人からは購入をやめるように説得されますが、それでも創業者はこの「壊れかけのヨーグルト工場」(歌になりそう♪)を、資金調達して購入します。

どうせ最初店で売ってもノーブランドですから、目立たない場所に陳列されるだろうと見越して、目立つパッケージにしたようです。身近な難問ばかりと格闘していては、正直、この工場を購入しようともしなかったでしょう。創業者はただひたすら前方だけを見つめていました。いわゆる最終目標を見て、そこに向かい、現在の材料(資金も含め)でそこまでどう達成できるかを常に考えていました。

別の創業者は、その問題に対して「なぜ取り組もうとしているのか」「何が動機なのか」をまず明確にすることから始めています。当然、ゴールも想定するのですが、起点からゴールへの道のりを想定しておかなければなりません。

ガンはなぜ手遅れになるまで発見されないのだろうか、心臓疾患は心臓発作が起こるまでなぜわからないのだろうか。事前に知ることができれば、防げるのではないか。そこで創業者は、治療に役立つ医療情報を最適なタイミングで人々に届けることを目指しました。つまり治療可能な段階で病状を発見するために、より健康な生活を送るための情報提供を行ったのです。

まずは時間のかかる血液検査の対処から。患者のサンプル採取から研究室に送られ、医師の元に届くまで、2~4週間程度かかります。しかも、検査の後また詳細を検査することになると、多額の費用が掛かるだけでなく、時間もかかります。検査が容易になれば、検査を受けやすくなります。本人の健康リスクに気づかせることも、検査のメリットになるはずです。セラノスの検査は、他の検査の半額以下のようで、足元では公的な医療費負担を大幅に削減できるという効果があります。

もっとも、創業者が見つめるのはもっと先で、進行前からの個別治療を実現させることにあります。もし難病が事前に見つけられれば、それだけ適切な治療の可能性も高まります。

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