BLOG

スケジュールの立て方

ここでは理想論と知りつつ考えてみましょう。以前お話ししましたが、ビジネスのスケジュールを立てるには、まず自分の休暇のスケジュールを立て、そこからビジネスを行う上で、必要なトレーニングやセミナーなどお勉強しなければならない時間(いわゆる自己の能力開発やビジネスに付加価値を与える時間)の確保をします。お客さまに対するケアももちろん重要ですが、まずはあなたの自分の休暇や娯楽時間を一度優先してみましょう。

 

それは無理だ、と仰られる方は多いでしょう。最初から仕事時間を9時~6時に設定したうえで、余った時間を余暇に充てるべきではないか、業務時間以外でお客さま対応が発生した場合はどうするのか、それではお客さまに逃げられてしまうではないか。まあ、次から次へと余暇を楽しまない理由が出てきます。

 

ここで考えるべきは次の2点です。ずっと仕事で走り続けていて、それで「長続きしますか?」ということ。長続きしなければあなたがサービスを辞めた(あるいは病気で倒れた)後、サービスを受けられない人が出てきます。お客さまにとっても損になるはずです。もう一つ、それではお客さまがいなくなる、とお考えのあなたに反省していただきたい。あなたのサービスは、あなたがいなくても、別の人が提供できる、つまり代わりがいくらでもいるようなことをビジネスにしてしまっているということです。それは売り手市場とは言いません。あなただけしか提供していないというのは難しいですが、少なからず、あなた以外の人を探すのが難しいサービスを提供できるように心がけませんか。まず自分の余暇や娯楽を中心にスケジューリングするというのは、そういった反省材料として考えてほしいのです。

 

次に、自己の能力開発やビジネスに付加価値を与えるための時間確保が必要です。ルーティンに追われていては、それで終わってしまうということもありますし、今はそこそこお金が取れていても、そのうち業務単価が下がってしまうかもしれません。それは競合が増えたとか、別の安いサービスで十分になった、あるいはあなたのサービスが時代遅れで不要になったなど、色々な理由があります。そこで常にあなたのビジネスをお客さまの声を聴きながら時代に合わせてアップデートしていく必要があります。あるいは新規事業をしていかなければならないこともあるでしょう。そのための時間はルーティンに追われていては中々確保できません。もちろん、お客さま対応で忙しい時期、忙しくない時期等の季節性がありますから、毎日は難しいかもしれませんが、10%前後は、開発の時間を確保したいものです。

 

以前、グーグルさんが20%ルールということで、就業時間内20%を本来の担当業務ではない仕事に使うことができる制度を行っていたことがあります。今はないようですが、結局のところ、その20%は就業時間外に対応することになってしまって、成果が上がらなかったのでしょう。とはいえ20%に意味がなかったということではないのです。別のことに時間を一定程度割くことになんらかの意味があるといえるでしょう。

関連記事一覧