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恐怖心をうまくコントロールしよう

結局のところ最大の敵は自分自身であると述べましたが、最強の敵は自分自身の中にある「恐怖心」です。誰も見たことのない道を歩くだけでも怖いでしょう。誰かは知っているのでしょうが、自分自身が見たことのない山の中を歩くだけでも怖いと感じるときがあります。道に迷ってしまうのではないか、クマが出てきたらどうしよう等。ビジネスを行っていても、新しいことを挑戦して、お客が来なかったらどうしよう、お金がなくなったらどうしよう、起業は恐怖のオンパレードであります。しかしこの恐怖を避けていては先に進めません。この恐怖心を味方につけることができれば、これほど心強いものはないと思ったものです。

恐怖心とは自信喪失と一致しますが、本当に些細なことが原因です。学校でいじめにあった、テストの点数が低かった、希望の大学に入れなかった。希望の会社に入社できなかった、失恋した等々。この自信喪失というやつは厄介で、挑戦してやろうという気持ちも奪い去ります。やっても無駄なんだ、という気持ちを持ってしまっては何もかも始まりません。一度殻に閉じこもってしまうと、心の引きこもりが始まります。実際に、最近問題になっている「引きこもり」というものは、自信喪失が原因でしょう。あとはコミュニケーション障害。突き詰めれば、これも自分に対して自信が持てないからだと思います。

ビジネスにおいて、引きこもりは致命傷です。そのときにはゴールを小さくして、その小さなゴールを達成することで自信を回復し、喜びを得ると変わります。極端な話、100万円のものが売れなくて自信を失っているのであれば、10万円のものを売って自信を付けましょう。10万円のものが売れないならば、1万円のものでもいいんです。それも駄目ならば、お客さまのアポイントメントがとれただけでもまずは喜びましょう。これは実際に自分がやった自信をつける方法ですが、アポイントメントがちょろく感じてくると、営業電話をかけるのが楽しくなります。そうなったらこっちのもの、次から次へとハードルを越えていき、ついには数千万円の広告看板も売れるようになりました。

ビジネスにおいても同じことがいえると思います。大きなものが売りづらいならば、小さなものを売ればいい。大きなものの中の小さな一部だけ売ればいいのです。小さなゴールを達成することで喜びを感じ、自信を一気に回復します。自信喪失をしているときというのは、ほとんどの場合、ゴールが大きすぎるために生じるものです。ゴールとは金額の大小だけではなく、難しいお客さまに販売している。販売している商品が実は競争力のないもの、あるいは代替製品の多いものです。そうなると根本的に商品やサービスの見直しも必要になりますが、売れないときには商品やサービスが悪い、と開き直るのも良い方法だと思います。

以上では恐怖心をうまく扱うことに重点を置きましたが、そもそもこの恐怖心があるからこそ、人は考え続け、動き続けることもできます。つまり自分の尻をたたくために使い倒すということです。起業すると、誰も叱ってくれる人はいません。自分で自分を叱ることは通常しませんよね。でもお金を稼げなければ、家賃が払えないとか生活費が払えない、借金も返せないと、恐怖が背中からしのびよってきます。これは自分を叱咤激励するチャンスと考えましょう。

恐怖心は敵にも味方にもなるのです。そう考えれば、恐怖心も怖くなくなりますよね。「恐怖心が友達」になれば、世界を制することができるかもしれませんよ。

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