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お客さまが自然にやってくる売り手市場の作り方

お客さまが自然にやってくるような売り手市場を作ったり、探したりは簡単ではありません。ここでもう少し分解して考えてみることにしましょう。売り手市場は要するに売り手よりも買い手の数の方が多ければいいわけです。

(1) 革新的なサービスを提供する

これができれば一番いいのですが。ハードルが高いことは否定できません。どこにも売っていないのですが、売り手はあなたしかいない、しかも誰か複数の人が確実に欲しがるもの。案外あなたの趣味趣向の中から浮かび上がってくるものがあるかもしれません。マス販売を考える必要はないと思います。ニッチで十分。

(2) 人間関係に基盤を置く

特に飲食店や美容室、整体等のお店を展開される方は、こちらを重視した方が良いと思います。つまりあなたが買い手と強い結びつきを持つことです。値段は少しくらい高くても、あなたを選んでくれます。なぜかって?それはあなただからです。といえるような「あなた」をいかに持つのかが重要になります。ソーシャルメディアでのやりとりや店を訪れたときに、あなたと趣味趣向が合うとか、そういったあなたの個性をお客さまに提供しましょう。

(3) 利便性を提供する

利便性というものは、買い手の負担が最も少ない形でお客さまのニーズにこたえるものです。あなたにサービスを提供してもらうことがストレスフリーである状態。他の人を探してサービスを提供してもらうことが面倒な状況を作りましょう。頼まれてもいないのですが、お客さまがやってほしいことを、自然にやってしまうということも含みます。家の近くにある美容室、というだけでも優位性があります。あとは会社帰りに気楽に立ち寄れる居酒屋。地理的な優位性も利便性の一つです。お客さまは時間、お金、エネルギーを余分に費やそうとしないため、売り手市場が作れるということです。

(4) 価格戦略で優位に立つ

当然、他社よりも安く提供すれば、買い手が増えます。そのときに設備投資等を行って、ビジネスを省力化、効率化することで値段を下げつつも、利益を確保することが重要です。今までのやり方を変えずに、単に安値販売をしていれば、会社が疲弊しますし、売り手市場の意味がありません。安値提供というよりも効率化で優位に立つことはできないかという視点で考えましょう。

 

以上を見るに(1)の「革新的なサービスを提供する」は、あなたの才能と運が必要ですし、(4)の価格戦略はそもそも本末転倒です。(2)「人間関係に基盤を置く」(3)「利便性を提供する」ということであれば、才能や運はそれほど必要としませんので、今すぐあなたにも取り組めるのではないでしょうか。

 

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