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ゲームの手法を用いればビジネスが活性化する

知を結集するためには、ゲーミフィケーションという方法もあります。ゲーミフィケーション(Gamification)とは、課題の解決や顧客ロイヤリティの向上に、ゲームデザインの技術やメカニズムを利用することです。一般的には知の結集だけでなく、集客にも使われています。ゲームデザイン手法や仕組みを用いて問題の解決やユーザー契約などを獲得するのです。例えば、既存のシステムやサービスへの、順位・可視化・ポイント・カード・バッジ・ミッション・レベルシステムを採用します。さらにゲームの要素を盛り込むことによって楽しみながら意図せずそれらと関わっていってもらうことが目的で行われる場合もあります。

知り合いでもオンラインゲームの世界から抜け出してこないような人もいます。ちなみに本業は何もしなくても回るので年収は数億円なのですが。なぜ、ゲームはそこまで人を魅了するのでしょうか。科学的な話をすると、人は学びたいという欲望があり、達成・刺激が伴うとドーパミンなどの神経伝達物質・脳内麻薬が分泌され快感となり、はまってしまいます。しかし、過度となると依存症などの問題となります。

ゲーミフィケーションを用いて知の集積をしている例を二つほどあげましょう。
(a) Foldit
人体には10万種類を超えるたんぱく質があり、個々の細胞を形成し、化学反応のスピードを変えています。しかしタンパク質を形成するアミノ酸の配列は無数に考えられるため、どのようにたんぱく質が複雑な形に収まっているのかはわかっていない。コンピューターがそれに挑んでいるのですが、アミノ酸配列の解明に人間の三次元空間能力が必要なようです。そこで実際のプレーヤーは三次元版のテトリスゲームのようなものにはまっています。たんぱく質の立体構造や三次元で回転させ、両サイドを引っ張って曲げたり、水素で構造を安定したりします。できるだけエネルギーを使わずにタンパク質を納めれば好ポイントを獲得できます。このゲームはプレーヤーがチームを組んで、相談してグループ戦略を立て垂れるのでチーム競争が活発化します。なんと2年に一度タンパク質立体構造予測コンテストも行われているとか。

(b) Source
広告の製作や媒体計画のためにコンテンツです。文書作成、市場調査、メディアキャンペーンの微調整にソースのシステムを利用できます。ソースの利用を促進して社員の協力関係を高め、ポイントのスコアも増え、個人の生産性や協力度がランキングされます。このスコアは会社での商品にも影響します。そしてモチベーションや業績評価にもつながり、組織側でもメリットがあるのです。

ゲームの特性は指標が組み込まれていており、時間が限られており、反応が迅速な点です。そしてゲームの仕組みをうまく取り入れられれば、人と人の関わり方が効果的になり、責任も自覚し、新鮮なアイデアが生まれやすくなります。もちろんユーザーが正しい目標に向かいように慎重な設計が求められます。ビジネス上物目標を明確にし、それを達成できるようなゲームを作り上げ中ればなりません。そしてユーザーが関心を持たなければ意味がなく、貴重な時間を費やそうと思うには、魅力的で有益なものでなければなりません。

時間の無駄にならないための工夫も必要です。

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