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起業は今まで以上に大変だということを自覚するための問い5つ

まずは起業(開業)なんてラクなことはないというところから考えないと、痛い目にあう。自分もサラリーマンをやっていたからわかるが、決まった時間に出社して、残業や休日出勤はやむを得ないけれども、定期的に収入が上がるなんて、ある意味パラダイスだ。休みを多く確保したいとか、たくさん収入が欲しいだけと考えるならば、起業すべきではない。上司がどんなに無理難題を言ってきたとしても、後ろを向いたときにアカンベ―でもしておけばよい。夜に居酒屋にでも行って上司の悪口を酒のつまみで盛り上がるのも、中々乙なものだ。同じことを繰り返し、いわゆるルーティンの作業ばかりだが、その点は起業してもあまり変わらない。お金を稼げることはたいていルーティン作業のところになってしまう。起業をする前に、そのハードルを越えていけるかどうか、それを自分に問うてみることが5つある。

(1) 毎日働きづめで休みがなくてもいいか
ブラック企業勤めが長かったので、幸い自分の場合、土日や徹夜をしても大して苦しみを感じない。好きなことをやれているというのも大きいけれど、このような体質を鍛えてくれた今までのブラック企業に感謝したい。
起業をすると、休みたいから休むなんて言っていたら、正直売り上げなど上がらない。ワークライフバランスは取り組んでいかなければならない課題ではあるが、そもそも起業後に世間の人が期待するワークライフバランスを求めてはいけない。自分の場合、どちらかというと仕事が確実に生活の一部になっている。ワークライフイコールというものだ。当然、サービスを提供するプロセスを簡略化することで、仕事を楽にしたり時間を短縮する努力は必要だが、そうするとその余った時間を次のビジネスに傾けてしまう。どこまで行っても仕事だ。ここまでくると本人の価値観だが、起業後はワークライフアンバランスな状態が続くことが覚悟できるかが重要だ。

(2) 様々な役割を一人でこなすことができるか
自分はやりたいことしかやらないというのでは、仕事は先に進まない。もちろんお金が払えるならば、スタッフを雇ったり外部委託することはできるが、そうでない場合には、やりたくないことも含め、全てやらなければならない。

(3) 複数の仕事を同時進行することができるか
様々な役割を一人でこなすことと似ているが、一つのことを集中してその間他のことに手がつかない人は起業には向いていない。とにかく色々なことをこなしていかなければならないので、一つのことを徹底的にやり抜くのであればサラリーマンの方が確実に向いている。

(4) 新しいことを学ぶことが楽しめるか
自分の場合、新しいことを知るのが好きなので、この点で悩むことはないし、未知の世界や価値観の異なる人と話をするのも好きである。当然、それに賛同するとか同意するというのは別の話だ。読書や調査も楽しい。それだけで徹夜できる。また現実的にコンサルティングを行うような場合には、常に新しいことを知っておかないと、お客さまにベストサービスができない。新しいことを学ぶことに苦痛を感じるような人は、起業をしない方がいいだろう。また、何でも最初に人に聞いてくる人間も起業には不向きといえる。自分のことは自分で解決する癖をつけなければ、他人任せでは自分に降りかかってきたどんな問題も解決できない。

(5) 優先事項の判断ができるか
色々な案件に出会うと、それが全くお金にならないこと、たいしてお金にならないこと、少しはお金になるのだけれど負担が重いこと、今は大変だけれど将来は花が開きそうなこと等がある。そこでどれを優先させるかを決めていかなければならない。それがお金になるかならないかは結局自分で決めなければならない。時間軸も同様である。とにかく無駄なことにかかわっていてはいけない。お金にならないことはいつまでたってもお金にはならない。無駄な努力はするだけ無駄。将来性のある努力だけをなるべく効率的に順序だってしていこう。無駄なことを避けることが成功への第一歩である。

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