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資金繰りを少しでも良くする方法

現金取引が基本であれば、それほどキャッシュフローに困ることはないのですが、通常、収入に際してキャッシュインフローを良くする方法としては次のようなことが行われていると思います。

  • 新規顧客については、信用調査を行いましょう。初回のみ注文時、一部先払い対応も必要です。
  • 早期支払いに対しては割引価格を提供。例えば請求日から10日以内であれば支払額から2%減らす等、早期支払い特典を付けてみましょう。
  • 請求書は即日発行しましょう。遅くても2~3日以内には送ることです。
  • 滞納の状況がわかるように、売掛金の回収確認を毎週行いましょう。支払期日を1週間以上過ぎても入金がないようであればすぐに督促状を出すなり、入金が確認できるまで週1のペースで3か月程度支払いを促しましょう。それを超えるようであれば、法的手段に訴えるなどが必要になります。
  • 四半期、半年、1年と売掛金管理表に基づいて顧客の支払い状況を確認しましょう。繰り返し支払いが遅れる顧客がいれば、要注意。防止措置が必要な場合には、それ以降の注文は先払い(代金引換)にするなどの策を講じなければなりません。
  • 小売業の場合には在庫処分セールを定期的にやりましょう。

資金繰りにはお互い様、といったところもあります。お取引先が苦境に陥ることも珍しくはありません。過度な助け合いは禁物ですが、多少の助け合いはあってしかるべきです。自社の懐次第では柔軟に対応しましょう。

 

次に支払、つまりキャッシュアウトフローのやりくりです。

  • 仕入れ額を頻繁に確認する。支払が売上よりも速いペースでたまっていく場合には、出費の内容を細かく検討し可能な限り出費を抑えましょう。
  • 在庫の発注は、注文に応じるためにどうしても必要になった時に限り、必要最小の在庫を維持するように努めましょう。特に食材の場合は急速に劣化します。食材の在庫管理は店のオーナーや店長自らで行いたいものです。
  • 支払の割引を導入している先には、自らの懐具合を見ながら積極的に対応して、費用を下げましょう。
  • 支払期限よりも早いことで特になることがないのであれば、できる限り引き延ばすのも手です。取引先もその日でいいと言っているのですから、大いに甘えましょう。
  • 支払期限はなるべく守りましょう。いつも支払期限を守っていれば、いざというときに支払いを遅らせることをお願いできたりします。資金繰りが苦しくて、期限を守れそうになくても、相手の経理に先に伝えておけば、未納扱いにはなりません。また、たとえ少額でも、一部だけでも払っておけば印象も違います。残りの支払いを待ってもらえるでしょう。そのようなやり取りを続けていくことで、お互いに信頼関係が生まれます。支払については、遅れるときは常に先手を打つことが重要です。
  • 支払い条件を緩和してもらえるのであれば緩和してもらいましょう。大型案件では、一度で払えない場合には何度かに分けてもらえないか交渉の余地はあるでしょう。

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