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消費者をグッと来させる6つの問い

前日で、ビジネスを成功させるにはシンプルが一番という話をしましたが、より具体的に消費者に評価させられるかどうか次の点について考えておいた方がよいでしょう。

(1) 基本的に消耗品であるか
消費者はモノやサービスを消費する人なわけですから、消耗品であるかどうかといった点も重要です。もちろん一発で高額商品を売り切ってしまうパターンもないわけではありませんが、たいてい騙しですわね。消耗品かつ何度でも買ってもらえるもの。通常、飲食店や美容室、整体等当社がお付き合いさせていただいている店は全て消耗品(消耗サービス)ということになります。

(2) 大きな市場があるか
これには多少語弊があります。ビッグヒットを狙う場合には大きな市場が必要ですが、地域を相手に商売をしていくような飲食店や美容室、整体等の店は、自分たちのビジネスが回る程度のマーケットがあれば十分です。もちろんそういう店でない何らかの商品であれば、日常的な悩み事を解決したり、既製品で大きなマーケットがあるような製品は望ましいことになります。新しいものですと、商品の説明が面倒です。加えて言えば、中々消費者には理解してもらえません。既に理解できる商品やサービスを売る方が楽です。

(3) メリットや差別化が一瞬でわかるか
わかりづらければ、その商品をどこかの小売店においてもらうことも難しいことになります。仮においてもらえたとしても、消費者は今まで購入した製品を買います。あなたの商品には目をくれません。あなたが提供する新製品には、消費者が望んでいるが今までの競合製品にはなかった、欠けている何かを提供しなければならないのです。しかもそれが一瞬でわかるかどうかが大切です。

(4) 消費者をアッと言わせることができるか
差別化が一瞬でわかるかということを別の言い方をすれば、アッと言わせることができるかともいえるでしょう。お客さまの望みに答えているならば、普通のものよりも奇抜なものの方が売れる可能性が高くなります。ただ、それが評判で終わってしまうものであってはいけません。機能的に優れており、より望みを強力に叶えるものであるかが重要です。

(5) 既存の技術と材料で作れるか
普通の飲食であれば、この問題であまり困ることはないかもしれませんが、ある産地のものを材料としてウリとしていた場合には、天候不順で不作になった時には苦労するというところでしょうか。また、飲食店でオーナーがホールの責任者で、料理長を雇っている場合、その料理長が五つ星レストランで働いていたということをウリにしているならば、その料理長がいなくなってしまうと、ウリがなくなってしまうので、既存の技術ではできないことになってしまいます。個人的には料理人の技術を店のウリにされない方がよいと思います。

(6) 十分な利益が確保できるか
ビジネスをやっていく際に重要なことは、商品やサービスの提供できちんと利益が見込めるかどうかです。ボランティアではないのですから、利益が確保できなければビジネスを継続することはできません。また、価格の安さだけをビジネスのウリにするのもなるべく避けましょう。競合が多い場合にはやむを得ない戦略かもしれませんが、そのときには競合が少ないマーケットに出た方がよいと思われます。

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