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景気がいいときこそ起業して、ビッグウェーブを掴め。

景気が悪いよりはいい方の方がいいに決まってます。それって本当でしょうか。所得格差という視点から考えると、実は好景気の時には所得格差が広がり、不景気の時には所得格差が減少するという専門家の研究結果があります。わかりやすくいうと、好景気の時にはお金持ちと貧乏人の差がめちゃくちゃ開いていくのです。これって本当にいいことだとお考えですか。

逆説的ではありますが、景気が悪くて失業者があふれている状況の方が貧乏人にとっては有利で、景気が良くて毎年給料が上がっていく状況の方がお金持ちにとって有利なのです。ですので日本の失われた20年のデフレ環境の方が、実はお金持ちと貧乏人の差が開かなかったわけです。

資本主義を考えてみればよくわかります。景気が良ければ事業や投資が順調に拡大する可能性が高まります。景気が悪ければ事業や投資が順調に拡大する可能性が低くなります。しかし給料をもらっているサラリーマンは、景気がいいからと言って給料がものすごく上がるわけではありませんし、景気が悪いからと言って給料が極端に下がるわけでもありません。

さらに景気が悪くなると投資も赤、事業も赤。投資は損をするだけですが、事業の補填するのは社長になります。最悪、失業は増えますけれども、失業保険だ生活保護だと日本には優れたセーフティネットがありますから、何とかなるのです。会社勤めの人は少なくとも給料がマイナスになるということだけはありません。最悪ゼロです。

ということで結論としては、貧乏人にとってみれば不景気の方が幸せになるのです。で、結論を出してしまったら話が終わってしまいますね。

いずれにしても政府としては好景気を演出した方がいいわけです。お金持ちと貧乏人の格差が広がろうと、誰も自分の懐の多寡しか気にしませんから、誰からも批判されることはありません。

投資という側面をもう少し深堀すれば、所得格差だけでなく、資産格差も広がっていきます。所得格差よりも資産格差の拡大幅の方がはるかに大きくなります。現状の政府の景気対策では所得格差はそれほど広がっていないでしょうが、資産格差は広がっていると予想されます。

ですから景気がいいからと言って良いことばかりでもなく、景気が悪いからと言って悪いことばかりでもない、ということを知っておくことが大切です。そして一番理解しておいてほしいのが、景気のいいタイミングにサラリーマンなんかやっていたらダメで、事業をやってさっさと稼ぐことなのです。それがお金持ちになるための道です。

景気には波があります。いつまでも景気がいいということもなく、逆に不景気ということもありません。景気がいいときにはさっさと起業してビッグウェーブを掴み、景気が悪いときでも景気が良くなる時の準備をして起業しておくというのが良いでしょう。景気が良くなってから起業では遅れてしまうことがあります。

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