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時は金なり、その逆も真で、金は時なり。

一円でも安いものを買うために色々なスーパーへ行く、これも涙ぐましい努力と言えますが、そういうのはケチに近く、節約とは言い切れない側面もあります。色々なスーパーの距離があればガソリン代もさることながら、一番は時間の問題です。スーパーの移動やら、レジでのお金の支払い等そこに時間をかけるということは、それ以外に時間を使えないわけです。正直言うともったいない。人生時間は有言なのですから、お金で時間を変えるのならば買った方がいいことの方が多いと思います。もちろんあまり稼げていない人にとって見れば、そういう涙ぐましい努力もケチではなく節約になることはあります。

さて、最近、ビジネスを起こすのにあまり費用が掛からなくなっています。以前は新しい事業をスタートさせるためには、オフィスを借りる、電話を設置する等物理的な準備が必要でした。今ではシェアオフィス、レンタルオフィス、あるいは自宅をそのまま職場にしてしまっても全く違和感はありません。

それに以前はパンフレットを紙で印刷するのが当たり前でしたが、今はPDFでメールで送ります、で済んでしまいます。パンフレットのデザイン一つをとっても、きちんとした業者にわざわざお願いするのではなくて、センスのいい個人にクラウドソーシングで仕事を依頼できるようになりました。そうこうしているうちにパンフレットをデザイン込みで外注しても破壊的な安価で受けてくれるサービスもウェブで登場しています。

このように、事業のスタートにかかるコストは、劇的に下がっているといえます。ネットの世界ではただで手に入らないものはない、というくらいに、オープンソースでウェブ上のサービスがゴロゴロと異なっています。

もちろん安かろう悪かろうのサービスかもしれませんが、以前なら数百万円していたサービスが実質的に無料で利用できるのが今の時代です。

比較的に自分でもできてしまうことも多くなっているといます。ここまでくると大してお金をかけることなく、失うのは自分の時間だけになります。一方で、本業とは直接関係のない仕事は、低コストでも自分ではやらないという考え方だってあります。経済学に「比較優位の原理」というのがありますが、例えると物理学の天才アインシュタインは窓を拭かせても上手にこなすが、窓は誰か他の人に拭かせて彼は物理学に特化した方がいい、という考え方があります。全部自分でやった方がマシではあるものの、自分は付加価値の高い業務に集中した方が得策ということです。これも稼げるのならばアリということです。稼げないのにいっちょ前に外注するのはただのアホでしょう。

最終的にお金持ちになっている人は、自分の得意な分野に特化できた人です。自分で何でもやる根性の人は、個人事業主から抜けられません。永遠にどたばたじたばた人生に陥ります。当然、得意な分野でものすごく稼げるだけの実績を上げられればの話ですが。

逆に時間があるときは将来人を使うことを想定し、全部自分でやってみるのも悪くはありません。使われる立場になって見ると後で指示が出しやすいこともあります。依頼して「できません」と部下が言っても、自分でやったことがあれば、「できるだろう、この野郎」と言えます。それで反論できないのは、自分でやったことがないからです。自分でやるのは最初のうちだけで十分。

お金を払って時間を買う。あなたが自分のことを優秀だと思うならばそうすべきです。そして優秀ならば、結果を出せばいいだけです。時は金なり、そして金は時なり、ということですね。

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