BLOG

当たり前のことの方が案外お金になったりもする

耳にタコができるほどよく聞く話というものはあります。何度も繰り返し聞くために、全然ありがたみもない話。自分ではそんなことは既に知っていると思っている話。実はそんなところにこそお金儲けの種があるのです。

色々な人から聞く同じこととは、みんながそういうくらいですから、真実なことがほとんどです。いわゆる社会常識ですね。いい大学を出ていい会社に入ればお金持ちに、、、はなれませんが、高額所得者にはなりやすいことは事実です。

利益率の低い産業は利益率が低い、逆に利益率が高い産業は利益率が高い。そんな禅問答のような話ですが、やはり金融業や不動産業、商社は儲かっている会社が多いわけです。当たり前のことにはこのような真実や事実の他に、真実や事実とは若干異なり、耳にやさしい話もあります。例えば、「社員の働きやすい会社は安定する」というケース。

出入りが激しい会社は人の損耗が激しく、高い給料で釣っても数か月か数年でやめていきます。求人費がかかってしまいますから、安定的ではないですね。でも従業員にとって働きやすく、居心地の良い会社は無駄に人件費が高いだけかもしれません。人件費が高いといえば、実績を上げて、複数年契約を結んだプロ野球選手は働かなくなる可能性があります。実績を残せた人の特権ではありますが、会社経営を考えると高額給与はリスクでもあります。世間で言うところのブラック企業の方が、実は会社経営という観点から見ると優れているかもしれません。少なからず従業員に甘い会社で、つまり仕事内容に比して給料の高い会社で生き残れた会社はありません。普段は薄給で業績が良くなった時にボーナスを払う方が、安定的に継続している会社が多いと思います。

よく聞く話の中には、真実や事実の他に、「耳にやさしい話」があるということです。しかしながらこの「耳にやさしい話」が真実や事実と異なるとしても、マーケティングとして「人の優しい会社」づくりのサポートをします、みたいなコンサルタントの言葉はサービスを受ける方とすれば、関心度の高いサービス内容に聞こえることでしょう。それがいかにも真実のようにも思えてきます。

上手くいかない会社は、案外、当たり前のことができていないことが多いのです。何度も聞く話を今一つ考えなおして、ビジネスに取り入れてみても良いでしょう。その当たり前のことをしたがらない理由、しがらみや古臭い考え方、自分のつまらないこだわり、単に楽をしたいだけの怠け心など。人間というものは、色々な理由をつけて、当たり前のことをやろうとしません。なぜか当たり前のことを、そんなことはわかっているから無駄だといわんがばかりの態度を取ります。あるいは当たり前のことなんてお金にならないと思っているかのようです。

そもそも当たり前のことができずに上手くいったためしはありません。怠けたら上手くいかない。これは耳の痛い真実と言えましょう。怠けるのと業務を効率化することは似て非なるものなのです。まずは当たり前のことからやっていくことが成功の第一歩です。物事はまず基本をマスターすることからと言われています。ビジネスも同じことです。

関連記事一覧