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ビジネスにおける不確実とリスクの違いを把握し、成功に結び付けろ

自分で過度なリスクは負わない、そして相手にも過度なリスクを負わせない、これが継続的な関係を築くためのセオリーです。得てして、ものすごく儲けている会社があるとすれば、その大半が、お客に過度なリスクを負わせて、自身ではリスクテイクをしていないケースがあります。そういった会社は今後、次第に淘汰されていくでしょう。

それらが、〇〇パレス、〇〇ガ銀行、昔は消費者金融の〇〇士だったりしますね。でもこれらは氷山の一角にすぎません。今後もっと表面に現れると思われます。コンビニもそうですね。オーナーに過度のリスクを負わせています。

以上の企業のようにぼろ儲けはさておき、ある程度リスクを負わなければ、決してリターンは得られません。経営者はリスクとリターンが比例する事業なのかを吟味して臨まなければなりません。リスクもなくリターンを得られるということは、全くないとは言いませんが、ほぼないと思います。もしリスクを負わずにリターンを上げることができたとすれば、それは運が良かっただけです。

仮にそんな話が目の前にあると思ったら、まずは詐欺だと思って一度立ち止まった方がよいでしょう。目の前の人が騙す気がないかもしれませんが、その先の人が目の前の人をまずは騙しているということはよくあります。典型的な詐欺師は人を騙す術にたけているのは当然ですが、詐欺師から直接騙されてはいないけれども結果として騙されたという場合は、営業マンが詐欺だと知らないこともあるのです。目の前の人を信用して契約したら、その裏は全て詐欺だったとしたら、人を見る目がなかったと自分を責めても始まりません。

この世は全て海千山千だとして、リスクテイクがふさわしいかどうかを自分で判断する技術を身につけなければなりません。リスクは負わなければリターンはない、しかしそのリスクがリターンにふさわしいものでなければ、リスクを負いすぎることになり、それではリターンは得られません。

リスクテイクの天才としては、ソフトバンクの孫さんはその代表例ではないかと思います。調達して投資して、しかもその投資は巨額で、一般人からすれば、ものすごいリスクを負っているようにしか思えません。失敗も多いと思いますが、全体的に見れば現在はプラスとなっていると思われます。だからあれだけの王国が築けたわけです。今後どうなるかはもちろんわかりません。

以前、孫さんは、コントロールができれば、それはリスクではないと仰っていました。ここにリスクテイクのカギがあるのだと思います。自分で理解でき、管理できれば、リスクを多く抱えたからと言っても、対処はできます。

ぼろ会社を購入しても、そのぼろを自分で磨いてピカピカにすることで、収益を上げれば、どんなに高い買い物でもリターンに変えることはできます。それを磨く能力を自分が持つか、腹心の部下が持っていればいいことになります。

一般人はおそらく不確実性とリスクを混同しています。管理できるものがリスク、管理できないものが不確実性。やみくもに会社を買収して、その後二進も三進もいかない、というケースは不確実な状況と言えます。

起業でも同じことです。今までにやったことであれば、対処もできます。特に集客や顧客対応、品質コントロールを間違わなければどんな起業も成功できるでしょう。今までにやったことがなく、都度対応を迫られてしまうと、その対応が間違えば上手くはいきません。起業にもリスクと不確実性があります。起業をする際には、それがリスクなのか不確実なのかをきちんと把握してから行いましょう。リスクを管理できるならば始めましょう。不確実なうちは始めるべきではないでしょう。今後どうなるか想像もつかないことは不確実、ここまでだったら最低でもできるだろう、もし達成しなければこうすればいい、これがリスクです。

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