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人に興味を持つこと、モノに興味を持つこと

お金持ちは人以上にモノに関心を持ちます。一般庶民はモノよりも人に関心を持ちます。今までと言っていることが違うなと思ったに違いありません。今までは評価基準をどこに置くかです。ここで言っていることは興味関心をどこに置くか、この違いがあります。

例えば一般庶民は前澤さんがどういう人なのかに関心を持ちます。お金持ちは前澤さんが作り上げたZOZOというビジネスに関心を持ちます。それで一般庶民は前澤さんにケチをつけたくなると、彼の作ったビジネスにもケチをつけてしまいます。少なからず、お金持ちは前澤さんの人物評価もしますけれども、彼が考えたビジネスは人物とは別に評価するのです。坊主にくけりゃ袈裟まで憎い、こう考えるのが一般庶民なのです。

そのため、その人が嫌いになると、ZOZOのビジネスの本質すらどうでもよくなります。と言いますか、好き嫌いが判断基準ですから、ビジネスモデルについて考える能力がないということだと思います。

好きであればどんなにカスでもそのビジネスモデルを素晴らしいと評価してしまう。嫌いであればどんなに優れていてもそのビジネスモデルを、くだらないと評価してしまいます。要するに物事の本質からだんだん離れていってしまいますね。

どんなに嫌いでムカつく奴だったとしても、その人の考え方自体は素晴らしいことなんてよくあります。仮に犯罪者の言うことだったとしても、その意見について、人物評価とは別に評価した方が、自分にとって有益なこともあるやもしれません。

人物は絶対的、モノは相対的です。評価対象から距離を置いて、客観的にモノを見れるようになります。人物でなければそこに感情は入りません。お金持ちになるための最短コースは、お金を儲けるための仕組みを作り出すことです。仕組みに興味を持ち、それを自分の中で普遍化できれば、事業や投資に応用できるようになり、お金儲けの方向性が生まれます。

どうしてもあばたもエクボと申しますか、人に対する感情が、その人の人物評価を大きく左右してしまうものです。しかし、それが有効に働くこともあります。どちらかというとお金持ちは、その人の才能を評価し、見出します。そしてそれが親近感となり、その世界で影響力を持った人に好かれることもあります。少なくとも今のお金持ちの多くが、自分を引っ張り上げてくれた人がいるものです。

いわゆる師弟関係ですね。金銭的なところはどこかに行ってしまって、打算も消え去り、師はテクニックやノウハウを伝授してくれます。弟もどんな無茶ぶりもOKとなります。大抵、今、世間的に成功しているといわれている事業家の多くは、小さな会社の頃、偉大な人物と知り合い、自分を引き上げてもらったり、大変な時にお金を支援してくれている、あるいはお金持ちとしてのあり方というノウハウを伝授されています。

少しまとめますと、お金持ちは人とモノ(あるいはコト)の判断を別に行うことができ、人だけで評価はしません。モノやコトの評価も客観的にします。しかしながら、最終的には人も評価し、人を好きになれば、その人を絶対的に支援するという考え方を持っています。

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