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お金持ちは電車に乗らない?

お金持ちは気軽にタクシーを使ったり、執事が車を運転してくれるから、移動で電車を使う必要がないのは当たり前だ、と思うでしょう。おそらくお金があるから、と最初に考えるのはお金持ちの発想ではないと思うのです。おそらく我々凡人とは異なる思考回路がそこにあるはずです。

 

かなり以前、大学生の頃に良家のお嬢さんがおりまして、毎日、正門まで車で送り迎いでした。そのうちご両親が娘の教育のためを思ったか、電車で通学させることになりました。そこで何で自分が、という突っ込みはさておき、その初日に(というか初日だけというお約束で)、自分が送り迎いを同行することになりました。混みあう電車の中で顔面蒼白になり、学校に到着したときには疲労困憊。しかも「男の人がいっぱい~」ときたもんです。その前にキャンパスも男の人がいっぱいだと思うのですが、閉鎖空間の中では特にそのように思えたのでしょう。多分、この経験はお嬢さんをメンタル的に強くしたことでしょう。どんだけの箱入り娘なんだと思いましたが、要するにお金持ちも必要とあれば電車に乗るのです。つまり何が言いたいかというと、お金持ちはお金があるから電車に乗らないのではなくて、電車に乗らない理由があるから乗らないのだと思います。

 

IT企業のオーナー社長は当然、電車なんかには乗りませんが、移動中に携帯電話やメールで連絡や打ち合わせを行う必要があるからです。タクシーという人もいれば、タクシーも所詮他人が運転するわけですから、おつきの運転手がいて、社用車で移動していました。あるお金持ちは東京、大阪間を羽田、関空を使い、そこまで自宅や会社からタクシーを移動手段として利用しています。この方も徹底的に電車に乗らない派です。ちなみに大阪に自宅があって、会社が東京という方です。

 

社長という職業柄、打ち合わせ時間も無駄にできません。そこで数千万円や数億円の売上の上がる話が出てくるかもしれません。今、その話をしなければ、その話は流れてしまいます。まさに時は金なりと言う考え方です。

 

その他は、痴漢冤罪のリスクを避けることという話も聞きます。日本の場合は、被害者の証言がすべての根拠となり、一度加害者にされると無実を証明する手段がありません。本当の痴漢はともかく、結構冤罪も多いのではないかと思います。貧乏人であれば失うものもそれほど多くはありませんが、社会的な地位の高い人が痴漢冤罪にあったら、失うものが大きすぎます。

 

また、健康管理上の問題もあります。特にインフルエンザの流行時期は、その大きな感染源の一つが電車内と思われます。閉鎖空間ですから、うつるリスクは相当高まります。

 

さてさて、先ほど出てきた良家のお嬢さんですが、大学卒業と同時に、親からのお見合いで就職もせずにそのまま主婦になりました。

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