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時間が欲しいか、自由が欲しいか。少なくとも時間で働くのはやめなきゃ。

昔、ある資格試験を目指していたことがありました。結局、それほど頭がいいわけではなかったので試験に受からなかったのですが。ちなみに4科目中2科目までは合格しました。あと2科目が全然ダメで、合格科目の期限が失効したときに受験勉強自体も辞めました。自分の話はどうでもよくて、実はその資格取得スクールのオーナー兼講師(代表取締役でもある)が言っていたのを思い出しました。

「昔は暇でお金がなかったのですが、最近はお金があるのだけど忙しくて。好きなことができません。」

時間で商売している人はこうなってしまいます。

結局この方は国内にいくつか資格取得スクールを作って、大阪、名古屋等国内主要都市にスクールを展開し、一時期は羽振りが良かったのですが、何を間違ったか、別に事業に手を出し、それがこけて破産しました(そのうちの一つは不動産投資業)。ピーク時には20億円を超す売り上げを計上、最後は4億7万円の最終赤字と負債10億円を抱えたそうです。スクールを拡大しすぎて収拾がつかなくなったということもあります。

あとは、その資格試験で思ったよりも合格者が出なかったことや、教育訓練給付制度の変更(給付率が80%から40%に下がり、更に上限額が30万円から20万円に引き下げられた)、加えて受験制度の変更等で受講生が激減したことも拍車をかけたのだと思います。

最初はおひとりで教えていたようですが、そのうち何人も講師を抱えました。ただ、相当ご自分の負担も大きく、一日中働きづめだったと聞いています。また、ご自身がいないと回らない会社だったようです。結局は破産で事業失敗ですけれども、一時期は羽振りがよく、お金持ちになったのでしょうが、働きづめで金持ちになっても、本当にそれが幸せだったかというと疑問に感じてしまいます。

いいかどうかは個人の価値観ですが、ずっとフリーターでサッカーチームのサポーターを続けていらっしゃる方もいます。年を取ってからもずっとフリーターというのは非常にキツイ、というのは単なる個人の思い込み。貧乏でも好きなサッカーを見ていられるのだからいいじゃないか、ということにしておきましょう。

後はフリーランサーで半年がっつり働いて、年間の報酬を稼ぎ、半年は海外でバカンスを楽しみ、その間は全く仕事を断っている人生を楽しんでいる人もいます。相当のスキルを持っているためか、顧客の方が諦めて半年待ってくれるのだとか。

稼ぎ方はひとそれぞれ、それに対してケチをつけてはなりません。いずれにしても、お金があっても自由がないといやだし、自由があってもお金がなければ生きていけません。まさにバランスが大切です。

時間で働いていると(時間×単価)、働けばお金になりますが、1日は24時間しかなく、すぐに上限が来ます。しかも休まないわけにはいきませんから。その時間当たり単価を上げていっても限界があることに気づきます。ですので、まずは時間で働く発想をやめない限りはお金持ちにはなれません。さらには年を取ってくると働く時間に限界が出てきます。まさにじり貧人生。

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