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経済成長のない中では、誰からお金をいただくかが稼ぐために重要になる

お金を稼ぐ行為は、どうしてもゼロサムゲームになりがちです。誰かの懐のお金が別の人の懐に行きます。つまり誰かが得をすれば誰かが損をするのです。ゼロサムゲームというのは、全員の取り分を合計するとその総和は変わらず、誰かが勝てば誰かが負けていて、限られたモノを奪い合っているゲームです。市場が拡大しない場合ではこのような状況になります。

経済が拡大する、つまり経済成長があれば、奪い合いにならずに全体の富が大きくなります。その中では誰かが100を取り、ある人が10しか取れなかったとしても、自分自身がプラスになっていれば誰も文句は言いません。

最近の日本は、人口が減少し経済が停滞しています。少なからず成長をしていませんので、ビジネスは顧客の奪い合いになっています。あるコンビニエンスストアを利用している人がいたとして、他のコンビニエンスストアがそのお客を奪って売り上げを上げざるを得ないのです。シェアを上げることが売り上げを上げることに直結します。経済が成長していればシェアが同じでも売り上げを増やすことはできました。

株式投資を一つとっても、全体的な株価が増加しない限りは、単に株を売り買いしているだけなので、誰かが得をしていれば誰かが損をしているという形になってしまいます。FXはその典型例です。通貨の総量は決まっているわけですから、あれこそ最初からゼロサムゲームです。あなたが損をしていれば、誰かがあなたが損をするおかげで儲けているだけです。そのためFXでは原則業者しか儲かりません。つまり取引所、胴元ですね。ゼロサムゲームでも手数料だけはしっかりとれます。

言ってしまえばカジノと変わりません。胴元が原則儲かり、ごく一部の人だけは大もうけするものの、大半が損をするゲームです。でも一獲千金を狙って、参入者が次から次へと現れるというわけです。参入がが次々とお金を落としていって、なくなったら去ります。その繰り返し。それが証券市場、FX市場の正体です。

お金稼ぎはある意味奪い合いであるのが現実だとまず理解しておきましょう。それを違法でやっているのがオレオレ強盗ですが、それを合法でやっているのがビジネスです。あるいは違法すれすれや半分詐欺みたいなビジネスをやれば、ぼろ儲けできるということになります。一番始末の悪いのは中身は詐欺(狼)のくせに、羊の皮をかぶっている商売。どことはもうしませんが。色々とぼろ出てきてますし。

奪い合いという視点では誰から奪った方が良いかを考えます。そうすると広く浅く不特定多数からお金を集める方法と、目の前の人からお金を搾り取る方法があります。後者の方が楽ではありますが、最終的には儲かりません。搾り取ってなくなったら終わりですし、そもそも搾り取られているのが分かった時点で逃げてしまいます。奪うというのはちょっと過激ですので、広く浅く多くの人からお金をいただく、そう言いかえておきましょうか。

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