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サラリーマンである以上、会社で一番稼げないのが社会の仕組み。

高額所得を上げることはサラリーマンの夢です。しかし大半のサラリーマンにとって、それは非常に難しい。投資をしなければお金持ちになれないのはなぜかというと、それは経済の仕組みを考えてみればよくわかります。

事業を行うためには先行投資が不可欠です。飲食店を経営してみれば実感すると思いますが、場所や調理器具、テーブルや椅子がなければ、お金を稼げません。つまり先行投資をした人、つまり投資家がいて事業がスタートするわけですから、その投資家に利益の還元がなされなければ、何も始まらないのです。投資額が返ってこなければ飲食店はじめませんよね。

次に重要なのは、その飲食店を経営する経営者ということになります。概ね、投資家=経営者でもありますが、異なる場合もあります。経営者は投資家のお金を活用して事業を経営します。飲食店で例えると、場所を探す、店舗の内装を業者にお願いする、スタッフを管理する、お客を呼び込むのは全て経営者の仕事になります。経営者がお金を稼がなければ投資家に還元もできません。それにスタッフにも業者にもお金を払えません。

スタッフ、いわゆる従業員は、基本的に時給いくら、月給いくらという報酬で働きます。フルコミッション型に近い営業は実績次第でものすごく稼げる場合がありますが、それはまた稀でしょう。従業員は労働基準法で保護されており、会社が儲かろうと儲からなかろうと、会社で働けばしっかり給料をもらえる権利があります。その義務を果たすのが経営者です。会社が損をして資金繰りが苦しくなっても、中には逃げ出す経営者や資金繰りが苦しいから給料の未払いをする奴もいますが、通常は、従業員に給料を支払う義務がありますから、できる限り、その売り上げの中で給料の支払いを留めざるを得なくなります。そうなると、会社の利益に対して、その利益を過度に減らさない範囲で、若干少なめに払わなければならないことになります。給料も会社の業績に合わせて、容易にアップダウンはしづらいものです。一度上げると下げづらく、下げるとモチベーションが下がります。やーめたという奴も出てくるでしょう。

我々は資本主義社会に生きていますから、主役はあくまでも資本家である投資家です。その次に投資を増やしてくれる経営者となります。従業員は会社の主役ではありません。あくまでもメインキャストを支えるその他大勢です。主役は舞台の上でお金という脚光を浴びることができます。その他大勢が脚光を浴びることはないとわかりますよね。

従業員は働いた時間分だけ給料をもらえる権利がある半面、金額はその分抑制されてしまいます。このために事業が上手くいっても従業員にはそれほど還元されず、投資家と経営者に還元されるというのは当たり前の話なのです。

投資顧問のサラリーマンで以前長者番付に載られた方もいらっしゃいましたが、それはそのような契約になっていたから可能なことであって、あなたが給料上がった、結構もらってる!と思っても、あなたの会社の上役はもっともらってるわけです。その会社の中で一番上にならなきゃ、一番多く給料をもらえないのが我々の社会なんですよ。ということは、稼ぎたければ、一番上しかも資本家、加えて自分で事業をやるという結論にしかならないわけです。もちろん稼ぐだけが人生ではありませんが。

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