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演繹法と帰納法を上手く活用してお金持ちになる方法

タイトルに難しい言葉が出てきました。演繹法と帰納法。これをわかりやすく説明すると次の通りになります。

演繹法:「日本は高齢化が進んでいる」→「高齢者のサービスをすれば儲かる」
帰納法:「最近高齢者のサービスが増えているなあ」→「日本は高齢化が進んでいる」

お金儲けという視点でこの二つを語れば、演繹法とは大前提を推測して、お金儲けの仕方を考えていく方法、帰納法とはお金儲けのネタから、大前提を推測する方法となります。

ちなみに学校の勉強、より限定的に表現すれば、試験勉強は帰納法でなりたっています。最後に答えを導く、法則を見つけるのが目的ですから。どちらの方がお金儲けに結び付くかというと、演繹法になります。また、アメリカでは授業で討論を行っていますが、これはどちらかというと演繹法です。そもそも討論では法則を見つけ出すことが目的ではないどころか、法則自体もありません。

上にあげた演繹法と帰納法の定義は少し意図的ではありますが、演繹法では、高齢化が進んでいるという現象を想像して、どこで儲かるかを予想して、ビジネスを行う考え方です。この方がお金持ちにつながりそうな気がします。逆に帰納法はお金儲けの事象を見つけて、なぜお金儲けができるのかを考えています。それに帰納法の場合、ものすごいデータ量を必要とします。そのデータ量を集めるためにはPOSシステムのような、大規模投資が必要となります。そのため、帰納法の場合、大資本にはかなわないのです。

以前、POSシステムでデータを収集した結果、スーパーでビールとおむつの販売の相関関係が高いと導かれました。その理由は、赤ちゃんのいる家庭で、赤ちゃんを主婦が見るから、旦那の方におむつの買い出しに行かせます。そのついでに旦那がビールを購入していくのではないかという推測がなされました。そこでおむつの近くにビールを置いたら、ビールの販売額が増えたということがあったそうです。

だからといって、演繹法の方がビジネスとして儲かるとも言い難いと思います。結局のところ、自分のアンテナを広範囲に張って、日々、何気に頭の中にたまったデータから、一つの法則を導き出し、それをビジネスに落とすのが演繹法のプロセスではありますが、そもそも自分の頭の中に法則を見つけ出すまでには、ネットで検索する、書籍を調べる等、帰納法的なプロセスを用いているはずです。

ですから、演繹法の方がいいとかではなくて、帰納法と演繹法を上手く組み合わせて結論を見つけ出した方が、ビジネス的には上手くいくとも言えそうです。演繹法の場合、勝手な思い込みでミスリードをしてしまうこともあります。データを収集して何らかの法則を見出し(帰納法)、その法則からビジネスを起こし(演繹法)、都度客観化して、データを収集しなおして、その法則が妥当かどうかを導き出す(帰納法)。こういった試行錯誤を繰り返すことが必要だと思います。

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