BLOG

イノベーションは経済成長の要因であり、個人で起こすもの。その結果が富になる

高度経済成長の時代は、それほど大した努力をしなくても、誰でも所得を増やすことができる時代でした。この時期には、とにかく働けば働くほどお金が懐に入ってきます。

 

経済学の世界で経済成長の要因は、資本、労働、イノベーションであると言われています。まずはその国に投下する資本が多ければ多いほど、成長します。特に一番経済成長に影響を与えるのは労働、つまり人口の成長率です。これが大した努力をしなくても、の正体です。しかし日本をはじめとした先進国が、人口の成長率が止まってしまっていて、減少傾向にあります。つまり経済成長の一番大きな要素が働かなくなっています。

 

人口の成長が終われば、もはや経済の成長はないのかというと、そうではありません。イノベーションがあるではありませんか。アメリカが経済成長を続けているのは、移民が多く、人口が増えているからだ、と言われていますが、そもそも魅力がある国だから人も資本も集まってくるわけです。その魅力は色々ありますが、その一つがイノベーションであり、イノベーションを熟成する文化、インフラがあるからです。

 

外国人移民を制度的に増やそうと思っても、日本に経済的な魅力がなければ、期待するほど人口は増えません。

 

バブルが崩壊して、日本は失われた時代を過ごしているといわれています。しかし日本が経済的に魅力的な国でなくなったのは、確かに人口の伸びの減少ではありますが、イノベーションを怠ってきたことです。これを怠ることになったのは、安い製品を大量生産して輸出するといった、旧態依然の手法にとらわれすぎていたからです。もう一つはいらないイノベーションといいますか、不要な高機能をつけて、海外の人に買ってくれ、日本の製品はすごいぞ、といったところで誰が買うかいなそんなもん。

 

それで安易に金融緩和をして円安に誘導しておけば経済は復活するとシンプルかつバカなアイデアで、それ以上の創意工夫を行わない社会になってしまったわけですね。

 

本来、イノベーションを起こすのは国民一人一人ですから、経済が成長しない、実は統計が忖度だったとか政府のせいにしているようでは、少なからずお金持ちにはなれはしません。

 

まず日本の実態は、人口という極めて大きな経済成長要因が極端なマイナスに転じているということを自覚し、どのようにイノベーションを起こしていくか、経済的に魅力のある国を目指していくか、ここまでくると個人ではなく、政府が舵を取ってくれないとどうしようもないですが、少なくとも、個人がイノベーションを起こす努力をしていくことが魅力的な日本を作るうえで重要となってきます。

 

まずは政府ではなく、自分自身で稼ぐ努力をしましょう。政府に頼らず、イノベーションの第一歩は、ひとまず個々人の起業からです。売るものを作ろうと思えば、創意工夫が生まれます。売らなきゃならない立場に自分を置かないと頭を働かせません。個人が頭を使えば、魅力的なものがたくさん世に出てきます。それが魅力的な日本を作っていくのです。

ジョン・F・ケネディ、暗殺されたアメリカ大統領の名言です。

「国があなたのために何をしてくれるのかを問うのではなく、あなたが国のために何を成すことができるのかを問うて欲しい。」

関連記事一覧